【川崎市中原区】めずらしい砲弾をかかえる狛犬⁈ 大戸神社<初詣スポット③>
お正月まであと2週間と少し。中原区内の初詣スポットの中で、今回は武蔵中原駅からすぐの大戸神社です。普段は静かな神社で、小学校が終わる頃は子供たちが大勢通るところです。中原駅から中原街道沿いに少し行けば、大通りに面して神社の入口があるので、スーパーに買い物に行く時にいつも通っている人も多いかと思います。
入口から先、長い参道が続きます。今の時期は、イチョウが黄色く色づいてきれいです。イチョウには青空が似合いますね。
一番奥に本堂があります。この両脇に狛犬がいます。
その狛犬がこちら。一般的な狛犬は鞠を足で踏んでいたりするものですが、こちらの狛犬は砲弾を抱えています。大砲の弾のようですよね。
砲弾をしっかり足で握ってますね。
右側にいる狛犬も同じように砲弾を抱えています。狛犬は、神社庁によれば「邪気を祓う意味がある」そうで、足元に鞠があるのは、富や吉祥の象徴だそうです。大戸神社の狛犬については、川崎市教育委員会の公式サイトに説明があり「日露戦争の戦勝祝いに従軍兵士が奉納した狛犬」とのことです。大戸神社の狛犬は、川崎市の有形民俗文化財に指定されています。
お参りして左側へ行くと宝物殿や庚申塔があります。
さらに左にはお稲荷さんもあります。こちらにもお参り。イチョウの落ち葉が黄色のカーペットのようになっていました。
初詣でお参りに行くと、お札をもらったり、おみくじを引いたりして帰ってきますが、お参りの際にはぜひ両脇の狛犬もご覧ください。
大戸神社への行き方
神奈川県川崎市中原区下小田中1丁目2−8
武蔵中原駅から3分(220m) 地図で道順を見る
※地図では鹿島園芸が目的地になっていますが、大戸神社の入口までのルートの場合、鹿島園芸へ自動で変わってしまうためです。入口の位置は同じです。