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【川崎市中原区】武蔵小杉駅からすぐ、黄色い絨毯の市ノ坪神社<初詣スポット①>

オリテアガル一般社団法人まめっつ理事・ウォーキング担当(川崎市)

早くも年の瀬まで数えられる頃となりました。中原区内にはいくつもの神社やお寺があります。ここ数年は新型コロナの影響で、甘酒やお汁粉の振る舞いなどが中止されていた初詣ですが、今年はどうなるでしょうか。中原区内の初詣スポットのひとつをご紹介します。

「市ノ坪神社」は武蔵小杉駅から歩いてすぐのところにあります。

こちらは、昔の市ノ坪村の鎮守さまだそうで、現在では元住吉にある住吉神社の兼務社となっています。夏祭りや盆踊りの時はたいそうにぎやかですが、普段は静かな神社です。

この日はちょうどお昼時で、となりにあるコンビニへきた会社員と思われる人が、神社の鳥居のところで一礼して通りすぎていきました。住宅に溶け込む静かな神社ではありますが、武蔵小杉駅近くなので、人通りは多く、参拝する人はわりと見かけます。

今の時期は、境内のイチョウの落ち葉が敷き詰められて黄色の絨毯のようになっています。

御祭神は、大日塼命(おおひるめのみこと)、面足命(おもだるのみこと)、惶根命(かしこねのみこと )です。

大日塼命は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の別称。面足命と惶根命は日本書紀と古事記に登場する男女の神様で、面足命が男の神様、惶根命が女の神様です。日本書紀では、伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)は惶根命から生まれたという記述もあります。天照大神は伊邪那岐が黄泉の国から逃げ帰り、水で体を洗った時に生まれたので、天照大神から見ると惶根命は祖母となりますね。

境内に入って右側には、御嶽神社と稲荷大明神の赤い鳥居もあります。

コロナ前は、元旦の0時には、境内に明かりが灯り、近所の人たちが初詣にきていました。寒い中、並ぶこともなく、静かに初詣ができます。さて来年の元旦はどうでしょうか?

市ノ坪神社の場所
神奈川県川崎市中原区市ノ坪54 地図を見る
JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン/東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅南口より徒歩約3分

一般社団法人まめっつ理事・ウォーキング担当(川崎市)

「川崎中原ウォーキング」すべて歩いて行ったところをご紹介します。普段は会社員として働く傍ら、がん患者・がん経験者のための運動をエビデンスを元に推進する活動をしていて、ウォーキングなどの有酸素運動や筋トレを指導しています。続けるには手軽で楽しいこと! 楽しく出かけられる中原区内の場所や写真スポットをご紹介しますので、ぜひ「歩いて」行ってみてくださいね。

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