麗しのプリンセス愛子さま ターニングポイントは成年の記者会見
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/tsugenoriko/00338215/title-1677389731836.jpeg?exp=10800)
2月23日、天皇誕生日一般参賀にお出ましになった愛子さまは、いつもより大人びて見える淡いピンク色のローブモンタントをお召しになり、優美な美しさを放っていた。
昨年12月1日に公開された愛子さま21歳のお誕生日映像は、皇居内の厩舎で馬を撫でながら柔らかな笑顔を浮かべられ、まるでおとぎの世界から出てきたお姫様のように見えた。
新年をお迎えになった天皇ご一家の映像でも、ご両親と並んだ愛子さまの姿は、落ち着いて清楚な気品が溢れているように感じられた。端的に言えば、とても美しく成長されていたのだ。
愛子さまの輝きがどんどん増している——。
そう感じているのは、筆者だけではないだろう。洋服やヘアメイクの相乗効果もあるだろうが、それだけではない、内面からにじみ出る魅力が大きく関係しているように思えてならない。
◆映像から内面の変遷を分析
パフォーマンス心理学研究の日本の第一人者で、ハリウッド大学院大学の佐藤綾子教授は、愛子さまの映像を見てこう分析する。
「少女時代は、はにかんだ表情を見せていたので引っ込み思案のご性格なのかなと思っておりましたが、19歳のお誕生日映像では、安心感が持てるようになられていました。タレントさんの場合は常に同じ笑顔ですが、愛子さまはカメラのほうを向いている時は少し緊張なさっている感じがあって、一言で言えばナチュラル。多少のぎこちなさが初々しさに繋がっています」
確かに幼い頃の愛子さまは、大勢の前に出るのがまだ慣れていないこともあり、戸惑ったような表情を浮かべられることもあった。
繊細で感受性の豊かな女の子なのだろうと思う反面、国民から注目されるお立場が、将来負担にならなければ良いがと、心配して見ていた人も少なくないだろう。
![雅子さまと愛子さま(写真・ロイター/アフロ)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/tsugenoriko/00338215/image-1676980281699.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
それが学習院大学に進学された頃から、微笑みの中に優雅さを兼ね備えた淑やかな女性へと変わっていったことは、嬉しい驚きであった。
20歳のお誕生日映像では、愛子さまの控え目な笑顔から内面の落ち着きが感じられると、佐藤教授は指摘する。お召し物には大学生らしいダブルのジャケットを選んでいらっしゃったことに好感が持てたと話す。
「ダブルのジャケットは、学生としては普通に着ている、ごく一般的な服装です。これは誰からも反感が出ません。派手過ぎず、地味過ぎず、控え目だけれど愛子さまの個性にぴったりはまり、パーフェクトです。笑顔にも20歳になった嬉しさが満面に出ていて、ゆとりが出てきていると感じました」
◆成年の記者会見のインパクト
昨年3月に行われた愛子さまの成年の記者会見は、しっかりとした言葉使いや内容に誰もが感心し、愛子さまの魅力が増した出来事であった。
佐藤教授が注目したのは、記者からの質問を聞いていらっしゃる時の、愛子さまの表情だという。
「愛子さまはきちんと記者の目を見て、顎を下げて微笑み、小さく頷きながら聞いていらっしゃいました。そこに謙虚さが出ていますね。日本中の親や祖父母が『うちの娘や孫娘がこうであったら最高だろう』というのが第一印象だったと思います」
そして、この時の記者会見こそが、愛子さまの内面を成長させる、大きなターニングポイントだったとも話す。
「事前に練習を何回も行い、本番でスムーズに自己表現ができると、それが成功体験となって自信に繋がっていくものです。ご本人も記者会見で『小さい頃から人見知りのところがございますので、これから頑張って克服することができればと思います』と語られているように、苦手なものを克服しようという強い意思も感じられました」
愛子さまは記者会見の成功によって、外の世界に対しての恐れを払拭されたのではないだろうか。それが愛子さまの、美しさの源となられているような気がするのだ。
「天皇陛下がお誕生日記者会見で貫かれた 令和流の“雅子さまファースト”」
https://news.yahoo.co.jp/byline/tsugenoriko/20230224-00338485
「佳子さま『心の自由の表明』か 赤いお召し物を好まれるワケ」
https://news.yahoo.co.jp/byline/tsugenoriko/20230220-00337582