人生に疲れた人へ。アリストテレスの名言「深い闇の中にいるときにこそ…」英語&和訳(偉人の言葉)
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こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はアリストテレスの名言をご紹介します。アリストテレス(紀元前384年~紀元前322年)は古代ギリシャの哲学者です。
今回は人生に疲れた人に届けたいアリストテレスの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に疲れた人へ。アリストテレスの名言「深い闇の中にいるときにこそ…」英語&和訳(偉人の言葉)
「深い闇の中にいるときにこそ、光を見つけることに集中しなければならない」
アリストテレス(古代ギリシャの哲学者)
人は見えないものを恐れる。死は終わりではない。
初めて車を運転するとき怖いですよね。私は教習所のコースで初めて車を運転したのですが、怖くてスピードが出せなかったのですね。
教官の方が「できるだけ遠くを見るようにしましょう」とアドバイスしてくださったのですね。「遠く?危ないじゃん、それ」と思いつつ、できるだけ遠くを見るように意識してみたところ不思議と恐怖心が消えていった。
人は見えないものを恐れるのですよね。真っ暗な道を歩くのと街灯のある道を歩くのとでは恐怖心が全然違う。目の前を見れば目の前の安全が確認できる。遠くを見れば遠くまでの安全が確認できる。
人はいつか必ず死にますよね。死が怖いのは死んだ後何が待っているのか分からないからだと思うのですね。死後自分がどうなるか、それが分かれば死なんて怖くも何ともない。
死は終わりではない
コップの中に水を入れてそのまま数日放置すると少しずつ水は減っていきますよね。最後には水はなくなってしまう。では、その時水は消滅したのかというとそうではない。水は水蒸気に変わっただけで消滅したわけではない。
紙を燃やせば灰になる。その灰が風に吹かれて跡形もなくなくなってしまったとき、その紙は消滅してしまったのかというと、そうではない。その紙を構成したあらゆる要素はその後も原子や分子としてこの世界に存在し続ける。消滅することはない。
この世界に存在するあらゆるもの、消滅しないのですよね。煮ても焼いてもつぶしても、形を変えるだけで消滅することはない。
コインがひっくり返るようなものなのだと思うのですね。表向きだったコインが裏向きになる。裏向きだったコインが表向きになる。コインが消滅することはない。
これが神様が作った世界なのですよね。神様の愛情と創造性が詰まった世界。何一つとして消滅することはないという。
死とともに人間の意識だけがなくなる。消滅する。そちらの方が不自然な気がするのですね。
人生に疲れた人へ。「死」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はアリストテレスの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『世界の偉人の名言(鈴木隆矢)』の『アリストテレスの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、アリストテレスの名言を21句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「死」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい」
マハトマ・ガンジー(インド独立の父として知られる政治指導者)
「人は皆死ぬが、人が皆生きるわけではない」
ウィリアム・ウォレス(13世紀のスコットランドの英雄)
「死というのは、今いる部屋から別の部屋に移ることに過ぎません。ただ、私にとってはそこにも違いがありますけどね。その部屋では私は見ることができるでしょうから」
ヘレン・ケラー(アメリカの作家・社会福祉活動家)
お読みいただき、ありがとうございました!