【名古屋市千種区】予約必須!これが本当に美味しい「鬼まんじゅう」夏の定番わらび餅や甘夏大福もおススメ
本日は千種区今池にある「餅勘(もちかん)」さんの大人気「鬼まんじゅう」をご紹介します。
「餅勘(もちかん)」は大正元年創業の老舗で、名水百選に選ばれた湧水を使って和菓子を作っています。
店を構えるのは名古屋市立今池中学校の近くで千種駅や今池駅からは徒歩約10分のところです。
駐車場はありませんが、少しの時間であれば、お店の前に駐車しても大丈夫とのこと仰っていました。
名古屋人にとっては、小さいころから馴染みのあるおやつの「鬼まんじゅう」ですが、中部地方以外の方は「鬼まんじゅう」という名前さえ知らない方もいらっしゃいます。
「鬼まんじゅう」は、戦中、戦後の食糧難の時代に、比較的手軽に手に入ったさつまいもと小麦粉を使って作られています。
角切りにしたさつまいもの角がゴツゴツ見える様が、鬼のツノや金棒を想起させたことからこの名がついたと言われています。
地域によって「芋ういろ」や「芋まん」「芋まんじゅう」など、さまざまな呼び名があるようです。
「餅勘」では、さまざまな季節の和菓子が作られています。
夏の時期には、口当たりのよい水ようかん、水まんじゅう、わらび餅、若鮎をはじめとして、甘夏大福、麩饅頭、最近流行りのカラフルな葛バーなどもあります。
おはぎも1つ150円と良心的な価格で提供されています。つぶあん・きな粉、こしあん・黒ゴマの4種類がありますので、各種類おひとつずつ買ってみるのもよいですね。
「餅勘」さんは、大正元年創業の老舗でありながら、とても家庭的で小ぢんまりとした名店です。
お店の方もとても優しくて、つい何度も通いたくなってしまう雰囲気です。
自家製生クリームを使用した「生クリームどら焼き」(左前)は、あっさりとした生クリームに仕上げており、ペロッと食べられる生どらだそうです。多くのお客様が販売を楽しみにされていた人気商品です。
「しんこ餅」(中央)は上新粉を用いて作られた餅菓子で地域によって特色があります。京のしんこ餅は、中ほどをねじった形状が特徴でお盆の時期に作られるお菓子とのこと。
夏の定番「わらび餅」(右前)はたっぷり入っていて、300円台です。
とろんとしていて喉ごしがとてもよいです。
今回購入したのは、「甘夏大福 220円」「麩まんじゅう 160円」「鬼まんじゅう 160円」です。
「鬼まんじゅう」は、さつまいもの収穫期である秋に作られることが多いのですが、専門店もあるほどこの地域では人気が高く、1年を通して買うことができます。
「餅勘」の「鬼まんじゅう」は、定期的に名古屋栄三越等でも販売されています。
「餅勘」のお店で購入されたい場合は売り切れてしまうことも多いため予約されるとよいでしょう。
「甘夏大福」は、ふわもちのお餅で果汁溢れる甘夏が包まれている夏らしい商品です。
「餅勘」の「鬼まんじゅう」は他店のものよりサツマイモのカットが大きく食べ応え充分です。
甘味が強くて加熱するとホクホクする宮崎産サツマイモ(紅あずま)を使用しているそうです。
鬼まんじゅうはサツマイモがたっぷり入っており、つやつやでぷっくりとした見た目が魅力です。
無添加無着色の自然な色あいでとても素朴な味です。もっちり食感で鬼まんじゅうって美味しいなと思えます。
「麩まんじゅう」はこし餡がふわふわの生地で包まれていて、とても軽い食感です。
ほんのりと笹の葉の香りも感じられます。冷やして食べるのがおススメです。
「わらび餅 380円」は、いただくときにお好みできな粉と黒蜜をかけます。
わらび餅そのものにも甘みがあるため、甘さ控えめが良ければ、なにもかけなくて美味しくいただけます。
きな粉と黒蜜全部がけにしました。
わらび餅を全部いただいた後に、残ったきな粉黒蜜をスプーンで食べるのも至福の時間です。
秋になると、栗などを使った秋のお菓子が続々と店頭に並び始めます。
とても楽しみですね。
是非、大人気の鬼まんじゅうを召し上がってみてください。
お菓子司 餅勘
住所:愛知県名古屋市千種区今池2-27-26
電話:052-731-3435
交通機関:千種駅、今池駅より徒歩約10分
営業時間:火・水・木・金・土・日 08:30 - 18:30
定休日:月
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「餅勘」の和菓子は、下記でもご購入いただけますので、是非足をお運びください。(※販売日、販売商品は、「餅勘」様へご確認ください)
サポーレ瑞穂店、サポーレ熱田店、ピピっと!あいち(オアシス21内)、北野エース名古屋三越栄店