誰でも無料で入園できる!グランドプリンスホテル高輪・日本庭園ライトアップ「高輪廿六夜」
こんにちは、休日メディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、品川にある「グランドプリンスホテル高輪」の日本庭園で行われているライトアップ、「高輪廿六夜(たかなわにじゅうろくや)」をご紹介します。
グランドプリンスホテル高輪と書きましたが、正確には「プリンス さくらタワー東京」「グランドプリンスホテル高輪」「グランドプリンスホテル新高輪」の3つのホテルに囲まれるようにして日本庭園が広がっています。
(この記事ではわかりやすく「グランドプリンスホテル高輪の日本庭園」と書きます)
グランドプリンスホテル高輪の日本庭園は誰でも無料で入園できる
ホテル内にある日本庭園ですが、宿泊客以外でも、誰でも無料で入園することができます。広さは約20,000m2(東京ドーム0.4個分)。隠れた桜の名所としても知られています。
グランドプリンスホテル高輪の日本庭園への行き方
宿泊しない方が日本庭園に入るための、わかりやすい入り口をご紹介します。
JR「品川駅」の高輪口を出たら「さくら坂」のほうへ向かいましょう。少し体力を使いますが、さくら坂をのぼっていくと左手に「プリンス さくらタワー東京」があります。
「プリンス さくらタワー東京」を通り過ぎたすぐ先にある門(上の写真)をくぐると、日本庭園へ行くことができます。門をくぐった辺りからすでにライトアップがはじまっています。
高輪廿六夜は優しい竹あかりに包まれている
2023年の春からはじまったライトアップの名称は「高輪廿六夜(たかなわにじゅうろくや)」。江戸時代、海を見晴らす高輪エリアでは、月の出を待って拝む月待ちの文化があり、「二十六夜待ち」と呼ばれていました。それを現代風にアレンジしたのが「高輪廿六夜」です。
庭園内は400個以上もの竹あかりに照らされており、しっとりした夜の時間を過ごすことができます。
日本庭園の竹あかりを手がけたのは、竹あかり総合プロデュース集団「CHIKAKEN」。2023年11月5日放送のTBSテレビドキュメンタリー番組『情熱大陸』にも出演しました。
それでは、園内の見どころをご紹介します。
月待ちチェアエリアには、実際に座ることができる月の形をしたチェアが置かれています。かつての月待ちを体験できます。
歴史エリアには、港区の有形文化財に指定されている鐘楼と観音堂、そして山門があります。これらの歴史的な建物が、和傘や黒竹を使用した竹あかりにより妖艶にライトアップされています。日本庭園内でもっとも風流なエリアです。
高輪廿六夜エリアの見どころが、大きな月のオブジェです。ひとつひとつの竹に、様々なかたちの月がデザインされています。
日本庭園内にある池には、優しいあかりを放つ竹まりが浮かんでいます。立派な錦鯉がたくさん泳いでいますよ。
四季の小路エリアでは、日本庭園の四季をイメージした竹あかりが、小径を優しく照らしています。桜、あじさい、紅葉、雪の結晶などのデザインの竹あかりがあります。
見つけたらラッキー!?なハートの形をした竹あかりも。庭園内に6個しかないそうです。
高輪廿六夜で風流な秋の夜長を
グランドプリンスホテル高輪の日本庭園ライトアップ「高輪廿六夜」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?季節ごとに、季節のイベントを意識したデコレーションも登場し、2023年11月19日からはクリスマスツリーが登場。
入園無料で楽しめ、23時までライトアップしているので、ディナー後に腹ごなしをかねてゆっくりお散歩するのもいいですね。「高輪廿六夜」で風流な秋の夜長をお過ごしください。
高輪廿六夜
住所:東京都港区高輪3-13-1
アクセス:新幹線・JR線・京急線「品川駅」(高輪口)から徒歩約5分/都営地下鉄浅草線「高輪台駅」から徒歩約3分
入園料:無料
ライトアップ時間:17時〜23時(季節により異なります)
公式サイト(外部リンク)