【大阪市北区】安くて旨くて、あったまる。寒い日は冬限定の豚チゲ鍋で。
朝晩は寒いけれど昼間は暖かい。そういう日が少なくなり、冬らしい日が増えてきました。
体があったまるものを食べたいと思い立ち、大阪市北区・天満へ出かけると、冬にぴったりのおいしいお昼ごはんに出会えました。
昔ながらのそば・うどん屋「大一そば天満店」へ
JR「天満駅」から大阪メトロ「天神橋筋六丁目駅」方面に向かって天神橋筋商店街を歩くと、1分もかからない場所に昔ながらのそば・うどんのお店があります。
こちらが、今回お邪魔した「大一そば天満店」さんです。「創業 昭和48年」とどーんと書かれておりますが、店前で立ち止まっただけでも歴史を感じます。
平日の13時前頃です。暖簾を覗くと、1階のカウンター席は満席でした。
お店の方から「2階へどうぞ〜!」とお声がけいただき、初めて2階へ。2階の客席はテーブルのみで、想像していた以上に広く感じました。
席につき、壁に書かれたメニューに目を通すと、品数の多さに驚きます。定番から、あんかけ玉子やとりとじといったちょっと珍しいものまで。季節ものでは、豚味噌鍋・豚チゲ鍋・鍋焼きうどん・すき鍋うどんがあり、なかなか悩みました。
あれもこれも、どれにせよ、とても安いです。近くの席に座っていたお客さんたちもメニューを見渡すなり、「わああ。やっすいわ〜!」「ほんまにやっすいわー!」と驚かれている様子で、こちらも楽しい気分になりました。
こちらが、店前に置かれていたメニューの看板。どれもおいしそうです。
豚チゲ鍋とおいなりさん
これかなあ、それともあれかなあと楽しく悩んだ末、豚チゲ鍋(780円)といなり(80円)に決まりました。
店員さんに「ちょっと時間がかかりますけど良いですか」と確認してもらい、待つ準備ができておりましたが、思いのほか、早くやってきました!
周りの席を見ながら、そうか!そば屋さんではほとんどのメニューは提供時間がびっくりするほど早いから、それに比べれば時間がかかるということだなと。待った感覚がありませんでした。
昔ながらのそば屋さんに行くと、店員さんたちの安定した手際の良さについつい目が行ってしまい、テレビがあっても待ち時間には全く見ていなかったということがよくあります。お店の雰囲気を味わうのも外食の楽しみです。
あつあつで、辛すぎず、程よいピリ辛具合。それでも、食べはじめて間もないうちに、体がぽかぽかに温まります。肉、わかめ、ネギ、お揚げさんと、しっかり具が入っていました。
ピリ辛の中に出汁の味を感じられる、おいしいうどんです。
おいなりさんはほっとするような優しい味で、豚チゲ鍋とのバランスがとても良かったです。それにしても80円というのが嬉しいです。
こちらの豚チゲ鍋は汗がとまらなくなるような辛さではないので、お仕事の合間のランチにもちょうど良いと思います。
この冬、「大一そば天満店」さんへ、冬限定メニューを味わいに行ってみてはいかがでしょうか。とってもおすすめです。
大一そば天満店
住所:大阪市北区天神橋4丁目11-6
営業時間:9:00 〜19:45
定休日:無休
※営業時間や定休日、飲食代金などは変更される場合があります。