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尾道ラーメンで人気の老舗店がカップ麺に登場!「東珍康(とんちんかん)監修 背脂醤油味」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

東珍康監修 背脂醤油味」を食べてみました。(2024年11月12日発売・サンヨー食品)

この商品は、広島県尾道市に店舗を置く“尾道ラーメン”で有名な老舗人気店“東珍康(とんちんかん)”の味わいをカップ麺に再現したもので、醤油のキレと背脂の風味を利かせたスープに仕上げ、そこにもっちりとした中太フライ麺が相性良くマッチした味わい深い一杯、“東珍康監修 背脂醤油味”となっております。

では、今回の“東珍康監修 背脂醤油味”がどれほど醤油のキレに背脂の風味を利かせた尾道ラーメンらしい味わいに仕上がっているのか?コクを引き立てる背脂加工品、もっちりとした弾力の中太フライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(97g)当たり456kcal。
食塩相当量は6.6gです。

次に原材料を見てみると、ポークやチキンをベースに魚介の旨味や背脂などを合わせたことで後味さっぱりとしていながら物足りなさといった感じは一切なく、コク深くメリハリの付いた万人受けしそうな味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています。

では、熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
その後、“仕上げの小袋”を加えてよくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、動物系の旨味はコクとして下支えし、煮干粉末や背脂加工品によってキレの良さと深みをうまく引き立て、まさに尾道ラーメンらしい安定感のある一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、手揉み風の“ちぢれ”を付け、もっちりとした弾力とほどよいコシを合わせ持ち、麺量も70gとボリューム感に関しても申し分のない仕様となっており、そこにポークやチキンをベースにキレの良い醤油や背脂のコクなどを合わせた深みのある醤油スープがよく絡み、醤油の芳醇な風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらのチャーシュー以外に背脂加工品・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…若干チープな印象ではありますが、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、最初のうちはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中太麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が引き立って楽しめるかと思われます。

スープは、コク深くも若干甘みがあり、醤油感のキレと背脂の風味が絶妙にマッチしたことで尾道ラーメンならではの安定感のある味わいを再現、サラッとしている割に旨味が凝縮されたことで物足りなさといった感じは一切なく、最後まで飽きの来ないどこか優しいテイストとなっています。

ということで今回“東珍康監修 背脂醤油味”を食べてみて、動物系の旨味に煮干しや背脂などを合わせたことでシンプルながらも尾道ラーメンらしい醤油スープに仕上げ、そこにもっちりとした中太フライ麺が相性良くマッチした食べ飽きることのない安定感のある一品となっていました。

やはりこういった誰もが好む“中華そば”のような醤油ラーメンはキレ・後味の良さが際立っているものの…旨味を凝縮させたコク深いフレーバーということもあって間違いないですね。特に今回は醤油のキレと背脂の風味によって臨場感溢れる仕上がりでしたから、幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

新商品のカップ麺や、美味いラーメン店などなど…実際に食べた気にさせるようなリアルなレビューを心がけたブログでございます。m(_ _)m

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