【富山市】大腸・胃カメラを快適に受けてほしい思いを形にした「富山駅前おおむら内科・内視鏡クリニック」
富山商工会議所が主催する「ベストショップコンテスト」は、今回で77回目の開催を迎えました。富山市内の3年以内に新規オープンまたはリニューアルした店舗を対象に、ショップの魅力をさまざまな観点から表彰しています。コンテストの受賞店を巡るこのシリーズの第8回として、地域貢献賞を受賞した「富山駅前おおむら内科・内視鏡クリニック」をご紹介します。
院長の大村仁志さんへインタビューを行い、「大腸・胃カメラを快適に受けてほしい」という思いを形にしたクリニックのこだわりについてうかがいました。
2021年10月駅近に開業「富山駅前おおむら内科・内視鏡クリニック」
「富山駅前おおむら内科・内視鏡クリニック」は、その名の通り駅に近いクリニック。富山駅から徒歩5分ほどでアクセスできます。大腸・胃カメラの検査では鎮静剤を使用する場合もあり、直後は車の運転ができないので、電車で訪れることができると便利です。
「富山やその周辺地域のみなさんの大腸がん・胃がんをどのようにすれば減らせるか」を考え抜き開業した「富山駅前おおむら内科・内視鏡クリニック」では、大腸・胃カメラを受けてもらうことによる、大腸がん、胃がんの早期発見を目指しています。
1人1据トイレ完備の個室も。リラックスできる空間で大腸・胃カメラが受けられる
施設内に入ってまず感じたのは、落ち着いたトーンのインテリアで統一され、病院のイメージを一新するようなおしゃれな空間だということです。大腸や胃カメラを初めて受ける人でも、緊張せず快適にすごせそうだと感じました。
また、大腸カメラの準備で下剤を飲むための完全個室を全14室用意。これは全国最大規模だといいます。
1人1据のトイレを備えた専用ラウンジもあります。個室内には、テレビが映るモニターやコンセント、Wi-Fiを完備。ブランケットやゴミ箱もあり、重厚感のあるソファに座って、大腸・胃カメラを受ける直前までリラックスして過ごせるようになっています。
カフェコーナーを用意し、受診を待つ時間に、温かいドリンクなどがいただけるサービスも。
病院での待ち時間やお手洗いに頻繁に行くことなどのストレスを、個室や充実した環境でクリアにしている点がすばらしいです。
大腸や胃カメラを受ける際、多くの人が「痛いのではないか」と不安を抱きますが、技術の進歩や点滴による鎮静剤の利用で、その負担はある程度軽減できます。それでも、「公共交通機関で行って帰ってくるのが面倒」「検査前の準備が大変」といったネガティブなイメージが、受診をためらう要因となっていると感じていた大村さん。
こうした課題を解消するため、駅近にクリニックを開業し、通いやすい環境を整備。さらに、快適な個室にこだわることで、検査に対するハードルを下げ、大腸や胃カメラへの抵抗感を払拭しています。
この取り組みは「富山やその周辺地域で、大腸がんや胃がんを減らしたい」という強い思いから生まれたものです。
ベストショップコンテスト2024 地域貢献賞の受賞を受けて
地域貢献賞の受賞を受けての感想について尋ねると、「開業以来、私たちが掲げてきた“がんを減らしたい”という理念が、地域のみなさまに少しでも貢献できていると評価された結果であり、大変光栄に感じています。」と話す大村さん。「当クリニックの思いや取り組みが、誰かの健康を支えていると実感し、大きなやりがいを感じています」とも語ってくださいました。
3年〜4年に一度は検診を受けることがおすすめと教えていただいたので、私も予約して自分の身体の状態をチェックしておきたいと思います。
【詳細】富山駅前おおむら内科・内視鏡クリニック
住所:930-0008 富山市神通本町1-7-15
電話:076-433-1223
診療時間:9:00~12:30(木曜・土曜は12:00まで),15:00~17:30
休診日:火曜・日曜
可能な支払い方法:クレジットカード、各種電子マネー
この記事では、#富山ジャーナリスト の岩井ななが休日に行きたくなる富山市内のショップやイベントをご紹介しています。今後の情報発信もお楽しみに!