うっかり洗い忘れていた「コンロのグリル」の頑固な焦げ汚れをスルンと落とす方法
コンロのグリルを洗い忘れたこと、ありませんか?
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の資格を持ち、家事をテーマにYouTube投稿している、主婦のaidogです。
みなさん、コンロのグリルは普段使っていますか?
我が家では魚を焼く際によく利用するのですが、フライパンで焼くよりも香ばしく焼けておいしいんですよね。魚以外の料理にもグリル皿を使えば、そのバリエーションは無限大です。
しかし、コンロのグリルは閉じられたまま使われることが多いため、つい洗い忘れてしまった経験はありませんか?
私もつい最近、焼いた魚の焦げがひどい状態で放置していたことがありました…。でも心配ご無用です。
今回は、コンロのグリルにこびりついた頑固な汚れを効果的に取り除く方法をご紹介いたします。
コンロのグリルのお手入れ方法
ギトギトの油汚れがついたコンロを効果的に落とすのにおすすめなのが「オキシクリーン」です。
オキシクリーンは、酸素系漂白剤です。40から60度のお湯で溶かすことで酸素を放出し、汚れやシミを分解し浮かび上がらせ、取り除く効果があります。
オキシクリーンを効果的に使用するために、以下のコツがあります。
- 40から60度のお湯にオキシクリーンを溶かすことで、洗浄効果を最大限に高めることができる。
- オキシクリーンの使用量は、お湯4リットルにつき付属スプーンのライン2が目安。日本版オキシクリーンの場合、付属スプーン1杯分です。
- 溶け残りを避けるために、しっかりと混ぜることが重要。
- 温度をできるだけ一定に保つように心がけましょう。
- オキシクリーンの効果は、最短で20分から最長で6時間まで続きます。
- オキシクリーンを使用する際は、手袋を必ず着用すること。
- アルミ製品など、オキシクリーンが適さないものがあるため、素材をよく確認すること。
オキシクリーンを使う前には、パッケージに記載された注意事項を確認しておきましょう。
それでは、実際にオキシクリーンを使って、油汚れでギトギトになったコンロのグリルを洗っていきましょう。
手順⒈シンクにオキシクリーン溶液を作る
グリル用品が大きいため、ここでは「シンク」を使って洗浄しています。大きなバケツや、ビニール袋を使用しての方法も可能です。
シンクに栓をし、お湯の温度を60度に設定します。
オキシクリーンの「付属スプーン2杯分」をお湯に溶かし、よく混ぜながら、グリル用品が浸るくらいまでお湯をためましょう。
手順⒉グリル用品をつけ置きする
汚れの気になるグリル用品をつけ置きします。
シンクから用品がはみ出した場合、オキシクリーン溶液に浸した布を上にかぶせると良いですよ。
そのまま2時間ほど放置しますが、汚れの程度に応じてつけ置き時間を調整してみてください。
手順⒊洗い流す
つけ置き後の状態がこちらです。油汚れが浮いていますね。
オキシクリーン溶液を流しグリルの受け皿を見ると、少し汚れが残っています。
でも、スポンジで軽くなでるだけで汚れはするんと落ちました。
水で洗い流しただけで、このとおり汚れがキレイに落ちています。
コンロ用品を洗った後に、シンクも軽くこすっておきましょう。
シンクもオキシクリーンの洗浄により同時にキレイになりますよ。
オキシクリーンの洗浄効果で汚れがひどかったグリルがキレイに
オキシクリーンを使用した後の状態はこちらです。激しい焦げや油汚れも、このようにキレイに落ちました。
うっかり洗い忘れてしまった場合も、オキシクリーンを使えばつけ置きだけで汚れが簡単に落ちます。ぜひ試してみてくださいね。
実際の掃除の動画がありますので、ご参考にどうぞ。