【神戸市中央区】南極にも行く探検船「ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューション」が神戸港に入港
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/itchan/article/00583562/top_1695022741006.jpeg?exp=10800)
世界的な雑誌NATIONAL GEOGRAPHICの名をつけた探検船ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューションが8月の神戸港への初入港に続いて2回目の入港をしました。その最新鋭の極地探検クルーズ船を間近に見てきました。
スタイルも装備も最新鋭の極地探検クルーズ船
![神戸港に停泊するナショナル・ジオグラフィック・レゾリューション。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/itchan/article/00583562/internal_1695023141664.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
1888年に創刊された世界的ドキュメンタリー雑誌の「ナショナルジオグラフィック」の名と史上初めて南極圏に突入した英国帆船「レゾリューション号」の名前をを冠した探検船の「ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューション」が2023年8月の神戸港への初入港に続いて9月18日に入港しました。
![ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューションを紹介するモニター。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/itchan/article/00583562/internal_1695023578540.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
入港した神戸港のポートターミナルのモニターではナショナル・ジオグラフィック・レゾリューションの概要を紹介しています。総トン数は12786トン、乗客126名です。南極などの極地の航海にも耐えられる耐氷性能を持ち燃料タンクを拡張して長期の航海にも対応しています。
![独特の船首が強い印象を与える。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/itchan/article/00583562/internal_1695024216235.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューションの特徴はなんといっても尖った船首部分です。これは「X-Bow」と呼ばれる耐氷・耐波性能に優れた形状とのこと。南極の氷などを切り開いて航海するための形がこの独特のスタイルになった理由。目の前にあるこの船は南極までも航海するのかと想像するとだけで気持ちがゾクゾクしてきます。
![船尾から見たところ。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/itchan/article/00583562/internal_1695024555574.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
船尾から見てもナショナルジオグラフィックのイメージカラーの黄色でネイビーの船体に書かれた船名はスタイリッシュ。
![ドームとジャグジーが左右にひとつずつ設置されている。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/itchan/article/00583562/internal_1695024857542.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
船尾から船体をよく見ると左右にひとつずつガラス張りのドームとジャグジーがひとつずつ設置されています。この施設を使うには最高ステイタスでの乗客だけなのかなど様々なことを想像するのも楽しいところ。
![ドーム内はベッドルームになっている。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/itchan/article/00583562/internal_1695025121041.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そのガラス張りのドーム内をよく見てみると中はベッドルームになっています。航海中は外から見られることもなく過ごせるのでしょう。このドームの中から満天の星空を眺めたらそれは最高のクルーズですね。この船はあらゆる海象条件であっても快適な乗り心地になるように追求されているそうなので揺れも抑えられているのかも。一度乗船してクルーズしてみたいと思いました。
次回ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューションが神戸港へ入港の際は見学してみるのもおすすめです。
神戸ポートターミナル
神戸市中央区新港町4-5