【市川三郷町】市川三郷町の山の中、黒沢地区の神社を巡ってきました〜神聖な空気に満ちた素敵な空間〜
正月といっても特に予定の無い筆者は、地図を眺めながら気になる場所を探して出かけていました。
今回気になった場所は市川三郷町黒沢地区。富士川沿いに県道4号を南下して富士橋方面に進みます(過去記事はコチラ)
富士橋の手前(カーブする手前)を左へ。
右手には富士川舟運の黒沢河津(河岸)跡。その先を左に上っていきます。
黒沢地区は富士川が西へ偏った左岸の丘陵地帯に在る集落です。富士川右岸は割と急峻な狭い山地に集落が点在する印象ですが、左岸は東の御坂山地・天子山地まで奥行きのある丘陵地に広く集落が点在する印象です。
黒沢地区の入り口。ここを左折します。
ほぼ道なりに進んで行くと真っ赤な鳥居が見えてきます。左手のフェンスは山梨県警のヘリポート敷地になります。地区には「防犯カメラ設置地域」との看板が多数。おそらくヘリポートの防犯対策なのでしょう。うろちょろしている筆者は正しく不審者ですね(笑)
先ずは市川三郷町黒沢地区の「神明社」。駐車場はありませんが、空きスペースに車を止めさせていただき神社へ。
鳥居や社殿は比較的新しい感じですが、境内の雰囲気は神聖で清涼な空気で満ちていました。
こちらは本殿。よく手入れされている様子です。周囲は竹林なので、もし人の手が入らなくなったら、あっという間に竹に侵食されてしまいそう。
神明社の直ぐ手前(ヘリポート入り口正面)を右に入っていくと、害獣防護のフェンスがあります。
扉を開けるとコンクリートの道が現れます(フェンスは開けたら閉める)
コンクリート道は参道でした。突き当たりには「聖社」が祀られていました。
簡素な社殿ですが、とても神聖な空気を感じることができました。また周辺はカタクリの群生地のようで、保護を呼びかけた看板が立っていました。カタクリの時期はまだですが、カタクリ目的の方は参道からはみ出さずに鑑賞するようにしましょう。
黒沢地区は典型的な山中の集落で、時間の流れがゆっくり穏やかに感じられました。他に少し離れた同地区の神社へも立ち寄りましたが、それはまた別の記事でご紹介します。