【京都市下京区】寺町通で見つけた鴨と大山鶏を贅沢に使用した鶏清湯スープは何杯でもお替りしたくなる絶品
四条通から寺町通を下がったところは、かつて一大電気街でした。2000年代になってから京都駅近辺の再開発にともなって大型量販店が駅前に移転し始め、J&Pやタニヤマ無線など昔ながらの小売店も次々と閉店。京都の秋葉原などと言われた光景も色褪せ、ドスパラやパソコン工房など、いくつかのショップが並ぶだけとなっています。
パソコンの出物はないかと寺町通へ、2023年2月17日に出かけてみました。夕方に小腹が空いたので、いろいろ物色していると、現在はカフェや飲食店、スーパーなどが並ぶ寺町通りで、「麺匠 一粒万倍」の看板を見つけました。一粒万倍って何だろう?
店に入ると、ピカピカの木目調カウンターとテーブルで清潔感満載です。なぜかラーメン店では珍しく厨房の中は、店長らしき人以外は、若い女性ばかりです。2022年1月11日に木屋町にオープン後人気となっている「麺匠一粒万倍」の2号店の寺町店としてオープンした同店ですが、スタッフ募集時に女子大生ばかり応募があったそうです。
一粒万倍とは、「一粒の籾が何万にも実る稲穂になる」という縁起のいい言葉で、一粒万倍日には「ものごとを始めるのに良い日」とされているそうです。メニューには、清湯系の醤油、塩ラーメンのほか、つけ麺、まぜそばもあります。さっそく券売機方式で特製醤油ラーメンを注文しました。
見た目は正統派といった感じですが、まずは、醤油の旨みが鶏肉味の濃厚スープの中からぐっと引きだされるようなスープに感動しました。大山どりの丸鶏に厳選した鴨を合わせた極上スープということで、何杯もお替りしたくなるような絶品です。
全粒粉入りの少し太めの麺ものどごしが良く、スープに絡んで美味でした。 百円追加で替え玉もできます。めんまが柔らかくてまた良いんです!
焦がし醤油でレアに燻製したという豚肩ロースと低温調理の鶏むね肉の2種類のチャーシューがさらに満足度を上げてくれます。
最後に、〆はチャーシュー丼、半熟卵から溢れ出る綺麗な色をした黄身でTKGに。ランチタイムの過ぎた中途半端な昼下がりの時間にも関わらず、ひっきりなしにお客さんが訪れていました。さすが人気店です。ぜひ1度お立ち寄りください!
「麺匠 一粒万倍」寺町店(外部リンク) 京都市下京区貞安前之町586 寺町綾小路ビル 1階 075-741-8985