【那覇市】築約70年の古民家カフェで、まったりとなめろうまご茶漬けを堪能。
牧志駅と安里駅のちょうど真ん中あたりの裏道を入ったところに、こちら「古民家Cafe茶ぁーやー」はあります。
靴を脱いで上がると、畳で風情のある店内が広がっています。どこか懐かしい雰囲気がほっと一息つけます。
畳にテーブルという和洋折衷感も素敵ですね。
レトロな飾りやランプがかわいらしい、カウンター席もあります。
6名掛けのお席もあります。店内には沖縄らしい音楽が流れていて、ゆったりと沖縄を感じる事ができます。
こちらランチメニューです。写真付きでわかりやすいです。まご茶漬けセットや沖縄ぜんざいお菓子の小箱セットや、冷やし沖縄そば、石焼タコライスなど沖縄を感じられる魅力的なメニューが並びます。
こちらがドリンクメニューです。
こちらはお酒のメニューです。泡盛の種類が豊富で、限定品や稀少品も揃っているので、お酒好きな人にも嬉しいです。
こちらはまご茶漬けセットの9つの小鉢です。色とりどりで一つ一つ上品な味付けで美味しいです。
「まご茶漬け」とは…もともと漁の最中に船上で食べられていた漁師めしであり、主に伊豆半島全域で食されている郷土料理です。名前の由来は、漁の合間に食べるため「まごまごしないで早く喰え」という意味からきているようです。
こちらはさんが焼きです。鯵のなめろうを固めて焼いたものです。生でいただくのとはまた一味変わり、ハンバーグのように香ばしくて少し肉肉しさも感じられます。
こちらはご飯の上に鯵のなめろうを乗せたどんぶりです。なめろうは漁師さんによって生み出された料理だと言われています。鯵をたたくのは、船の上でとても忙しい漁師さんたちの、魚を食べやすくする工夫であり、味付けに味噌を使うのは、液体の醤油だと揺れの大きい小型船ではこぼれてしまうからなのだということ。理にかなっている料理である上に、とても美味しい。「なめろう」とは「そのあまりの美味しさに、皿までなめたことから」ということから名付けられた説が有力というのも、うなずけます。
途中まで食べ進めたら、自分のタイミングでだし汁を入れてお茶漬けにできます。そのままでも十分美味しいですが、お茶漬けにしたらなめろうがほんのり湯引きされた状態になり臭みが取り除かれ、食材本来の美味しさが引き立ち、優しいお出汁も加わってまた一味変わって美味しいです。ここに更に小鉢の惣菜を自分の気分で組み合わせながら入れて食べたら、毎回違ったお味を最後まで楽しめます。なんと贅沢な時間。
国際通りからもほど近く、牧志駅からも安里駅からもすぐという立地の良い古民家で、上品で美しいお惣菜を堪能しながらお茶漬けをいただいてみてはいかがでしょうか?
古民家Cafe茶ぁーやー
住所:沖縄県那覇市安里2丁目6−6
電話:090-7586-7526
定休日:火曜日
営業時間:11:30-21:00
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