【古河市】街で唯一の洋傘製造販売店、「古谷洋傘」でお気に入りの一本を見つけよう!
古河で唯一の洋傘製造販売店
古谷洋傘さんは、昭和23年創業の大変歴史のあるお店です。現在の店主で三代目となります。
戦後の洋風化の影響で、古河では洋傘作りが盛んでした。「傘作りのまち」として知られ、最盛期には70店舗以上あった洋傘製造の店舗も、外国でビニール傘が大量生産されるようになったことが影響し、現在では古谷洋傘さん一軒のみとなってしまいました。周りから製造販売店が減っていく中でも続けてきたのは、「手作業が好き」「いい傘を作り、お客さまから褒められると嬉しい」との思いからだそうです。
8等分に裁断された生地を1枚1枚ミシンで縫い合わせる「中ぬい」など、昔ながらの製法で一本一本丹念に製造しています。
古河ブランド認証商品「こがのかさ」
古谷洋傘さんの「こがのかさ」は、市内の産品の中で特に優れたものに対して認証される「古河ブランド」認証商品です。
江戸時代末の古河藩主土井利位(どいとしつら)は研究、観察した雪の結晶を「雪華(せっか)」と名付け、『雪華図説』を刊行しました。雪華文様は旧古河市内の学校の校章や街路灯などに採用されており、旧古河市の象徴とも言える存在。そんな美しい雪華文様をあしらった傘が「こがのかさ」です。
雪華文様の美しい「こがのかさ」。婦人用(60cm)、紳士用(65cm)、折り畳みタイプの傘や日傘がそれぞれ用意されています。
日傘は、雪華の刺繍を縫い付けたこだわりのデザイン。丁寧に刺繍された雪華の美しさに、思わずため息が出ます。
お店でお気に入りの一本を見つけて出かけよう!
「こがのかさ」を含め、お店に置かれている傘は全て店舗オリジナルデザインで製造されています。古谷洋傘さんは家族3人で経営されており、生地の柄も全て家族で相談しながらデザインしているのだそうです。
傘は1000円から5000円前後の価格設定で販売されています。自分の予算と相談しながら購入する傘を選ぶとよいかもしれません。
同じ種類の傘でも色によって印象が変わるので、実際に店舗に来てからどれを買おうか悩んでしまうお客さまも多いそうです。
縁にフリルの付いたオシャレな花柄の傘。外側と内側では印象がガラっと変わります。
内側から見た、鮮やかな花柄に思わず気分が高揚します。古谷洋傘さんで見つけたお気に入りの傘を差して出かけるのが楽しみ、というお客さまも多数いらっしゃるそうです。
近年は雨の日だけでなく、夏の暑い日に強い日差しを避けるために傘は必需品となりつつあります。古谷洋傘さんでお気に入りの一本を見つけて出かければ、雨の日や暑い日の外出がより楽しくなるかもしれません。
◆店舗情報◆
有限会社古谷洋傘
住所:茨城県古河市古河682-1
電話:0280-32-1615
営業時間:月曜日~土曜日
8:00~19:00
定休日:日曜日
駐車場:2台駐車場あり