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今日は何の日?フッフー /食道がんのリスクをへらす日

水野雅浩/健康マネジメント健康マネジメント専門家

こんにちは、健康マネジメントスクール、水野雅浩です。

『ビジネスパーソンの健康マネジメント』を中心に本の執筆、企業、行政、大学などで講師をしています。特にアラフィフは、ストレスも増え、年齢差が大きくなるステージ。ぜひフォローして、「攻めの健康マネジメント」にお役立てください。

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■12月22日は何の日か知っていますか?

「無理がある。しかし、含蓄がある」

今日、12月22日は「スープの日」ということを知っている人はどれだけいるだろうか。1980年に、スープ業界の発展を目指して、日本スープ協会が制定した記念日。その由来は、「いつ=12 + も + フーフー=22+ とスープをいただく」と読む語呂合わせから、12月22日に記念日が制定したという。

この話を聞いた時、「いくらなんでも、無理があるだろ…」と、正直、いち個人として、思ってしまった。

一方で、私は、健康マネジメントの専門家でもある。この視点に立つと、「しかし、含蓄がある」という感想を抱いた。

■熱い食べ物・飲み物は食道がんのリスクを上げる

国立がん研究センターの「科学的根拠に基づく発がん性・がん予防効果の評価とがん予防のガイドライン低減に関する研究」を読むと食べ物や飲み物を「熱い状態」でとることは、食道がんのリスクを上げることが「ほぼ確実」と判定されている。

これは、食べ物や飲み物を熱い状態でとることによって口の中、のど、食道の壁を守っている「粘膜」が「やけど」のような状態になるから。

やけど状態になると、粘膜が炎症を起こし、細胞が傷つき、食道がん、口腔がん、咽頭がんの「がん化」を促してしまうのだ。

奈良県や和歌山県に食道がんが多いのは、熱い茶粥を食べる習慣が起因しているのだ。

■寒い冬、熱い食べ物を「フーフー」しよう

冬至になり、寒さは一気に深みを増した。

熱々のラーメン、熱々のシチュー、熱々の鍋が、さらに美味しく感じる季節だ。味覚のみならず、ハフハフと熱々のうちに食べるのも、季節感が増して楽しい。

しかし、思い出そう。

熱々の飲み物、食べ物は、がん化を促す。

そう考えると、日本スープ協会が12月22日を「いつも、フーフー とスープをいただく」としたのは、含蓄があるといえる。

日本スープ協会の方は、きっとこう考えたに違いない。

「美味しく、そして健康にスープを楽しんでいただくためにも、ちょっと冷まして、スープを食べてね。お互い、夫婦のような、長いお付き合いをしましょう」

私は健康マネジメントの専門家として、「スープを冷まして食べることで、食道がんを防ごう」とする、この含蓄の富んだ記念日に敬意を払わずにはいられない。

年末に向け、寒さはさらに厳しくなる。

そして、熱いスープはさらに美味しくなる。

だけど、食道がんになるわけにはいかない。

さあ、今夜から始めよう。

レッツ・フーフー!

健康マネジメントスクール

水野雅浩

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■プロフィール

健康マネジメントスクール 水野雅浩

https://healthylifepj.com/

1975年生まれ 福岡県在住 予防医学の専門家。健康経営アドバイザー。講師・作家。『グローバルで勝つ!太らない疲れない7つの習慣』はAmazon総合ランキング1位。香港の勤務時代に、食事・睡眠・運動・ストレスケア・サプリメントに気を使い仕事のパフォーマンスを上げるビジネスパーソンを目の当たりにして、日本のメタボサラリーマンとの差に愕然とする。その後、某大手外資系企業のサプリメント商品開発責任者として10年歴任。しかし、サプリメント以前に、日本では健康習慣の基礎の啓蒙が必要と痛感。健康マネジメントの専門家として、企業・大学・行政で講師として啓蒙に力を入れている。

■講演実績

【企業】富士通株式会社、東レ株式会社、株式会社麻生グループ、株式会社中外製薬、アクサ生命保険株式会社、三菱商事株式会社、JR西日本グループ、株式会社大日本印刷、コカ・コーラボトリング株式会社、大塚製薬株式会社、ネスレ日本株式会社、Huawei Technologies Co., Ltd.北日本銀行、鳥取銀行、日本海新聞社、岩手日日新聞社、京都ホテルオークラ、とりねつ株式会社、ソルネット経営コンサルティング、税理士法人中央総合会計事務所、北斗工業エンジニアリング、一般社団法人日本パーソナルブランド協会、株式会社ホーマス・キリンヤ【労働組合】全トヨタ労働組合連合会(119社)、豊田自動織機労働組合 【行政】鳥取県、宮崎県、福岡県、岩手県など 【大学】台湾大学 【塾】公文など多数

■保有資格

日本成人予防協会一級健康管理指導員(認定番号H35366)/健康経営アドバイザー 認定番号3000092)東京商工会議所/健康マスター検定エキスパート・普及認定講師 認定番号E1400471/健康美容情報認定協議会 健康美容アドバイザー認定講師/日本ダイエット協会 ダイエットプロフェッショナルアドバイザー/JADP認定 生活習慣病予防アドバイザー/サプリメントアドバイザー(認定番号H35366)/米国NLPコーチング研究所 NLPプロフェッショナルコーチ

健康マネジメント専門家

健康マネジメントスクール代表。作家・講師。予防医学の専門家。健康経営アドバイザ-。『グローバルで勝つ!30代の太らない疲れない7つの習慣』はアマゾン総合1位。企業・行政・大学で「仕事のパフォーマンスを上げる健康マネジメント」、学習塾で「子供の成績を上げる食事・睡眠習慣」をテーマに講師。著書に『親子で作る健康習慣「本番力」で受験に勝つ』がある。中央大学法学部卒業後、介護サービスに携わり10年間、人の老化と向き合う。その後の香港勤務では海外のビジネスパーソンらが実践する健康投資を目の当たりにする。日本に帰国後、12年、外資系ヘルスケア企業で商品開発の責任者を担う。1975年生まれ。福岡在住。

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