京都っていろんなジャンルのお店がたくさんあるんです。和菓子、和食はもちろん、ラーメンでしょ、パンでしょ、洋菓子もそうだし、そんでそんで……といろいろ浮かんでくるなかに、必ず入るであろうジャンルが洋食。街のあちこちに新旧いろんな洋食屋さんがありまして、それぞれにおいしいメニューを食べさせてくれるんです。今回はテイクアウトでよくお世話になってる洋食のお店をご紹介。けっこうな中心部にありながら、知る人ぞ知る穴場的名店では？と思ったりしております。

こちらが京都市下京区にあります「ますや」さん。なんともいい雰囲気だと思いませんか？ 個人的にはもうこの店構えからグッときております。最寄り駅は地下鉄烏丸線四条駅、グーグルマップによりますと5番出口から南東方向へ徒歩6分くらい。ネットで見たところ創業は昭和48年とのこと。

あ〜このショーケースがもう！ ここで何選ぶかハゲマヨするもよし、中に入ってから悩むもよし。

テイクアウト派は、お店入口横にあるこちらのメニューをどうぞ。サンプルも少し並んでますね。ちなみに持ち帰りの商品はこの窓口からいただくことになるので、ゆめゆめお店入口から勢い任せに乱入などなされぬよう。

メニュー表に寄ってみましたよ。これぞ町の洋食屋さん！って感じの品揃えでしょ。しかもどれもがお手頃価格すぎるじゃあ〜りませんか！ セットや弁当が充実しているのに加え、コロッケや串カツなどの単品メニューも豊富にありますので、「アレにアレ足して、そんでもってアレなんかも……ウフフのフ」と、自分だけの組み合わせを楽しむこともできちゃうんです。カレーライスにエビフライとかもいいわぁ。

そんでもってこちらは持って帰ってOKのメニュー表でございます。これさえあれば、電話一本でこちらのほっこりおいしい洋食を予約、待たずにお持ち帰りできるというわけ。アタスはいつもコレ使ってオーダーしとります。で、今回は……。

ドーン！ 「オムライス」500円であります。先程、「今回は……」なんて言っちゃってますが、ほぼ100%お願いしてるメニューなんです。昨今巷で見かけるふわとろ系とは一線を画しまくるストロングスタイルのルックスがたまりまセブンでございますでしょ。大きさがわかるかな、と、プラスプーンを横に置いてみる気配りよ。

中はこんな感じ。使われてるのは、多分、牛ミンチ？ 合い挽き？　なんにせよ、おいしいければそれでいいラララ〜！と思わず歌いだしてしまうおいしさです。「今日はオムライスが食べたい」欲をカンペキに満たしてくれること請け合いでっせ。

そんでこちらが「ランチA」660円。この値段でハンバーグから白身フライ、ソーセージにスパゲティ、そんでもってマカロニサラダにハムサラダ、さらに卵焼き、おっとお漬物まで、なんちゅー充実のラインナップでしょうか。ヤバくない！？ ヤバいじゃなくて、すごいでは？ と思わず質問に質問で返す一句をヒネってしまいます。

洋食らしさ満点の部分をアップでどうぞ。彩りのパセリがニクいでしょ。そんで白身フライにはちゃんとレモン＆タルタルソースが添えられてるんです。そういうトコ！

ハンバーグもサイズこそ小ぶりですが、しっかりとお肉が詰まってまして、自家製と思しいデミソースと相まってこれまた「嗚呼ハンバーグ食べたい」欲を真正面から受け止めてくれるおいしさです。ホントこれが660円でエエのかしら？

実はこちらでお願いするとき、「ランチA」もほぼ100%オーダーしているメニューでして……。というわけで、ほかのも食べたいと思いつつ、この2つ以外まだ食べられてないというのがホントのところ。「ランチA」と「ランチB」、「サラダA」と「サラダB」、「オムライス」と「オムライス弁当」などの類似メニューの違いは何？とか、「ミニ弁当」ってなんなん？とか、スパゲティ弁当ってメインのおかずがスパゲティなの？とか、気になってるのはいろいろあるんです。が、ついつい「え〜っとオムライスとランチA、お願いします！」って口が勝手に……。次回は必ず別メニューをオーダーすることを心に誓いつつ、イートインについても少し。1回も店内でいただいたことはないのですが、チラリと見てみたところ、カウンター席のみだったような……。多分お昼時にはご近所の方々で行列も発生してるんではないか、と思われます。とにかくおいしいし、お店の方の接客も気持ちいいし、お値段もお手頃と来たら、きっとそれも当たり前。今度はイートイン＆別メニューデビューしてみようかしら……。でも多分、席に座ったら「え〜っと……ランチA」とか言ってそうですが。