【茅野市】福島で50年の老舗菓子店が東日本大震災を機に移住し14年。地元に根付いた「信州大黒屋」
今回は茅野市の市役所通り沿いにある「信州大黒屋」をご紹介します。
福島県須賀川市で50年続いた菓子店「大黒屋」は、東日本大震災が起こったことで継続が難しくなり、転居を余儀なくされました。移転地を探していたところ、食材や農家さんとの出会いから、全く縁もゆかりもなかった茅野市に導かれたように店を構えることになり14年。店名に「信州」を付けて「信州大黒屋」とし、今では地元の住民から愛される、地元に根付いたお店として知られています。
私もかねがね噂は聞いていて、こちらのお菓子をお土産にいただくこともあったのですが、直接お店に出向くのは初めてなので、とっても楽しみです!
店内はオレンジ色の照明で明るい雰囲気。ガラスケースの中には数種類のケーキ、その周りには様々な和洋菓子や箱詰めされたギフトセットが並んでいます。
スタッフの方々もとっても明るくて親切です。
店内にはカフェが併設されていて、店で販売されているケーキをコーヒーなどのドリンクと一緒にセットで食べることもできます。
パフェやあんみつ、ホットサンドなどのカフェメニューもありました。
カフェはブラウンを基調とした落ち着いた雰囲気。本棚には色々なジャンルの本が並んでいます。ゆったりとした空間で長居してしまいそうです(笑)
私がオーダーしたのは、取材日当日(9/2)までで今季は終了になるという「スイカのスペシャルショート」。どうしても食べたい!と思わず(取材のことは計算に入れずに)選んでしまいました。一応写真を撮りましたが、現在は販売しておりませんのでご注意ください。
中にスイカが入っているケーキは初めて食べましたが、ふわふわスポンジとの食感の違いが楽しく、程よい甘さのクリームとの相性が抜群で、大きめでしたがペロリといけました。
その他にもメロンやブドウなど、季節限定のケーキが必ずあるとのことですので、時期や気分に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
イチゴのショートなどの定番ケーキ以外は時期により変わるようですので、来るたびに新たな楽しみがありますね。
ケーキのスポンジは74分かけて低温でじっくりと焼いているそうです。
ケーキスポンジのふわふわ感に驚かされましたが、それをうかがい納得です。
糖にもこだわりが強く、できるだけすっきりとした味わいになるようにしているそうです。ケーキだけでなく、お菓子に使用する糖もてんさい糖や白ざらめなど、種類によって使い分けているとのことでした。
また、サブレ生地にはヒマラヤ岩塩を使用するなど、糖だけでなく塩味も大事にすることで、お菓子の味を際立たせるなどの工夫をしているそうです。
このお店は伊丹由貴夫さん、香代さんご夫妻が経営していますが、元々は由貴夫さんの父である先代が福島で創業した和菓子専門店を、2代目で現在の代表取締役社長である由貴夫さんが先代の想いとともに受け継ぎ、和洋菓子にケーキも加えた店舗形態になったそうです。
「お土産の需要が多いので(時期によっても変わりますが)、ケーキが3割、お菓子が7割くらいの割合です」と由貴夫さん。
お菓子の中からも気になった2品をいただいてみました。
おいものガレットの中身には、なると金時のペーストを使っているそうです。周りはホワイトチョコレートでコーティングされていて、洋菓子と和菓子の両方が味わえた感覚です。サクサクした歯ざわりも楽しい!
マカデミアナッツが個人的に大好きなので、ぎっしり詰まっているのは嬉しい限り。一口食べてみると「塩味によって味が際立つ」という意味が分かります。
キャラメルの甘さと引き立て役のヒマラヤ岩塩が相まって、ただ甘いだけじゃない!旨みと深みのある味わいでした。
他にも個性的なお菓子がたくさんあったので、次回の楽しみにします!
※今回の取材では信州大黒屋様のご協力により、取材用のケーキとお菓子を無償で提供していただきました。なお、本記事にあたってはガイドラインに基づき公平中立に作成しています。
信州大黒屋 shop&cafe
■住所 茅野市塚原2-5-2
■店舗営業時間 9:30~18:00
■定休日 火・水曜日
■カフェ営業 9:30~16:30(LO. 16:00) 木・金・土曜日のみ営業
※カフェは営業日と時間が異なりますのでご注意ください
■電話 0266-82-5230
■詳細 信州大黒屋HP