こんにちは、「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、府中市にある「浅間山公園（せんげんやまこうえん）」へ行ってきました。

浅間山公園は、京王線「東府中駅」から歩いて20分弱。京王線「東府中駅」とJR中央線「武蔵小金井駅」からバスで行くこともできます。
駅から離れているためか、人もそれほど多くなく、のんびりと豊かな自然を味わえる穴場です。

標高79.6m！3つの山からなる「浅間山公園」

浅間山公園は3つの山から構成されています。お散歩気分で自然をめいっぱい味わえ、休日に気軽にリフレッシュしたい時におすすめです。

上の写真は「浅間山公園」の全体図です。図の左側から「堂山」、「中山」、「前山」と3つの山から構成されているのがわかります。

それでは早速、標高が低い順に登っていきましょう！

第１の山！標高72.8mの「前山」

3つの山のうち、標高が1番低いのが「前山」です。その高さは72.8m。登口にもよりますが、あっという間に辿り着きます。

山頂には、木でできたテーブルに4つの椅子が置かれたスペースがあります。

つぎは「中山」を目指しましょう。ルートはいくつかありますが、そのうちの一つは、途中、あずまやがある場所を通っていきます。山頂は、あずまやの脇にある道をのぼってすぐです。

第2の山！標高74mの「中山」

「中山」の標高は74m。

山頂はスペースが広くとられており、ベンチやテーブル席がいくつか設置されています。お弁当などをいただくのもいいでしょう。

3つ目の山「堂山」は、「前山」、「中山」からは少しだけ離れています。ゆるやかな「女坂」をのぼると山頂に到着します。

第3の山！標高79.6mの「堂山」

堂山の標高は「浅間山公園」でもっとも高い79.6m。

頂上には「浅間神社」があります。各地に「浅間神社」がありますが、「浅間神社」はおもに富士山を信仰する神社です。

「堂山」から、来た道を戻らずに「浅間山公園」を横断するように山を下ると「キスゲ橋」があります。

キスゲ橋をわたると「多摩霊園」につづいています。

「浅間山公園」は関東の富士見百景！

浅間山公園は、美しい富士山が見えることで知られています。国土交通省関東地方整備局が2005年（平成17年）に選定した「関東の富士見百景」のひとつで、筆者が訪れた日はよく晴れてはいたものの、うっすらとした富士山でした。
iPhoneのカメラでズームしただけで、上の写真のような富士山が撮影できるほど、わりと大きな富士山を見ることができます。

富士山が見られるのは、ご紹介した3つの山の山頂ではなく、あずまやの近く。わからなかったら、ハイカーに聞くといいでしょう。筆者も「富士山が見える場所ってどこですか？」と、犬をお散歩している女性に尋ねて、教えてもらいました。

富士山が見られる場所のすぐ近くにテーブルやベンチがあり、こちらでお弁当をいただくのもいいかもしれません。

「浅間山公園」では、ここにだけに咲くムサシノキスゲが見られる！

浅間山公園では、例年4月下旬〜5月上旬にかけて「ムサシノキスゲ」を見ることができます。2024年は遅れているらしく、筆者が訪れた4月末は、ポツポツと咲いているのを見られる程度でした。

上の写真は、「堂山」へつづく女坂で見つけた「ムサシノキスゲ」です。

女坂では、「キンラン」を多く見ることができました。黄色い花をつけるから「キンラン」だそう。

「キンラン」に対して、白い花をつけるのが「ギンラン」。「キンラン」に比べると咲いている花はとても少なかったです。

浅間山公園で超お手軽ハイキング！

3つの山をもつ「浅間山公園」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
お散歩気分で自然いっぱいの山に登ることができ、綺麗な富士山を眺められる「浅間山公園」。休日に気軽にリフレッシュしたいときにピッタリの公園です。

注意点としては、自動販売機はないので、ドリンクを持っていくといいでしょう。また園内にはトイレが一箇所あります（女坂の近くです）。

浅間山公園
住所：府中市浅間町4丁目、若松町5丁目
アクセス：京王線「東府中駅」より徒歩20分またはバス（JR中央線「武蔵小金井」から京王バス・東府中行き「浅間山公園」下車／京王線「東府中」から京王バス・武蔵小金井行き「浅間山公園」下車）
公式サイト（外部リンク）