【市川市】行徳散歩 常夜灯公園と路地裏のアジサイ~行徳~
神輿の町行徳。行徳にはかつて江戸と行徳を結ぶ船の運航航路安全を祈願して建てられた「常夜灯」があります。
塩の一大生産地であった行徳は当時非常に栄えたため、多くの人で賑わい、多くの寺が建立されました。
東京メトロ東西線の行徳駅から徒歩約15分。旧江戸川沿いにある常夜灯公園にある常夜灯は、市川市有形文化財の第1号です。
文化9年(1812)に日本橋と成田山にお参りする講中(成田山新勝寺への講の人々)が航路の安全を祈願して建てられたものです。
川沿いに整備された公園は、木造の休憩スペースや売店もありのんびりと風に吹かれながらお散歩するには最適。
晴れた日には江戸川の河口堰などを見渡すことができてとても気分のいいスポット。近隣市民の憩いの場として親しまれています。
公園内にはないのですが、道路際にはアジサイがブルーの花を咲かせています。
本行徳水門近くの道路からわきに入る小径にはまだまだみずみずしいアジサイが咲いていたので、散策してみてください。
もはやかつての賑わいをうかがい知ることはできませんが、凛としてそびえる常夜灯の存在は当時の人々の思いが伝ってくるようです。
雨の合間に。
【常夜灯(常夜灯公園)】
住所:市川市本行徳33-1(公園)