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売れ行き絶好調!ホンダ・新型ヴェゼルのおすすめグレードは?

矢田部明子自動車ライター

今回は、「新型ヴェゼル」のグレードをチェック!この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、宜しければ参考にしてみてください↓

2021年4月にフルモデルチェンジした新型ヴェゼル。事前受注の段階で、約32,000台の受注があったという人気ぶりで、売れ行きは絶好調とのこと!クーペスタイル&高級感をより強め、先代モデルからデザインの方向性もガラリと変わりました。

今回は、そんな「新型ヴェゼルのグレード」について紹介します。

新型ヴェゼルは、4グレード

新型ヴェゼル は、大きく4グレードに分けられます。ガソリンエンジンが1グレード、ハイブリッドが3グレード展開されています。ちなみに、受注された新型ヴェゼルのハイブリッド比率は9割を超えているそうです。では、グレードごとの特徴を見ていきましょう↓

G  唯一のガソリンエンジン、最も価格を抑えたグレード

G グレード
G グレード

一番お求め易い価格のグレードといえども、基本的な機能やHonda SENSINGなどの安全運転支援システムは標準装備です。ヒルディセントコントロールやFF・AWDともに装備されています。

必要な温度や風量を自動調整する「フルオート・エアコンディショナー」や、万が一の事故が起こったときに、胸部へのダメージを低減するサイドエアバッグ&頭部を保護するサイドカーテンエアバッグが標準装備されています。

ガソリングレードには、新開発となるエンジンが採用されていて、軽量化されたボディと相まって軽快感のある走りが◎。基本機能や装備は揃っているので、車両価格を抑えたいという方にはオススメのグレードです。燃費ですが、ハイブリッドより劣るものの17.0km/L(4WD15.6km/L)と十分です。

e:HEV X  Gと装備はほぼ一緒、大きく違うのはパワートレイン

装備は、先程紹介したガソリンエンジンGグレードとほぼ一緒となっています。価格をみてみると、Gのグレード(227万9200円/249万9200円)」、Xグレードが(265万8700円/287万8700円)となっています。価格差は37万9500円となるので、この価格差を高いととらえるか、安いととらえるかは購入する人の予算次第。個人的な意見としては、電気自動車が主流となっていくのでガソリンエンジンが良いといえども、そこら辺を考慮しながら購入することをオススメします。

ちなみに、このXグレードから上のグレードはハイブリッド車となります。

e:HEV Z 装備に磨きがかかったグレード

Z グレード
Z グレード

Xよりも、装備に磨きがかかったグレードです。Hondaスマートキーを持っていれば、ハンズフリーでテールゲートの開閉が可能になる「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」&ウインカーが流れるように点滅する「LEDシーケンシャルターンシグナルランプ(フロント)」など、所有欲を満たしてくれるアイテムが沢山搭載されています。Xとの価格差は23万9800円なので、追加される装備を見ると、コスパ◎といえます。

ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
ハンズフリーアクセスパワーテールゲート

LEDシーケンシャルターンシグナルランプ
LEDシーケンシャルターンシグナルランプ

e:HEV PLaY  新型ヴェゼルのお洒落グレード

PLaY
PLaY

個性的で、このグレードにしかない装備や専用外装&内装が魅力です。注意点としては、FFのみで4WDの設定が無いということ。ちなみに、このグレードには、雑誌などで取り上げられていた「Honda CONNECT」 &「パノラマルーフ」が装備され、このグレードならではの装備が充実しています。Zよりも値段は40万400円高くなりますが、PLaYは他グレードでは22万円のオプションとなるHonda CONNECT ディスプレイが標準装備されているので、内容を見ると決して高くはないです。ただ、LEDアクティブコーナリングランプなどは搭載されていないので……装備の充実性だけでみるとZの方が上といえます。

よりこだわりたい!という人や、予算に余裕のある人は、このグレードでも良さそうです。

先進安全機能は?

安全機能のうち、これとこれだけは付ける!というような細かい選択をするのではなく、安全機能がギュッと詰め込まれたパックが全グレードに標準装備されています。

1つ気を付けた方が良いポイントとして…

グレードによっては、走行中に斜め後ろの車両の存在を検知すると、その方向のドアミラー鏡面上にマークを表示しお知らせしてくれる「ブラインドスポットインフォメーション」などの、安全な運転を援助してくれる機能はオプションでつけられないので要注意!

運転が不安な人は、自分の購入しようとしているグレードに、そういった機能が付いているか確認を忘れずに。

自分に見合った装備内容を選び価格を抑えることも必要ですが、家族を乗せて使うことも多いと思うので、万一の事故の際に被害を最小限に抑えるためにも価格だけに惑わされては×です。

矢田部 結論

私がオススメするのは、e:HEV Z

FFや4WDの設定があり、装備も充実していて、コストパフォーマンスが一番良いグレードだと感じました。

もちろん、e:HEV PLaY も捨てがたいですが、価格が高い&装備面でみるとe:HEV Zの方が充実していました。

ただ、みんなと同じヴェゼルに乗るのは嫌。というかたにはプレイの方がオススメです。

自動車ライター

幼い頃からガンダムが好きで、ロボットや車に興味を持つようになる。その後、工業高等専門学校に入学し、物質工学・機械工学など専門工学を学ぶ。現在は自動車雑誌など多くの媒体で執筆。愛車はランドクルーザー76でオフロードコースを走るのが趣味。

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