ヒット連発の香川の高校生ギタリスト・馬場美夕と男木島プチトリップ【高松市】
小学生のころからスーパーキッズと呼ばれ、今ではラジオ番組のレギュラーや多くのイベントにも出演。YouTuberとしても活動範囲を広げる高校生ギタリスト・馬場美夕さん。
満を持して昨年12月にリリースしたオリジナル曲「Blue moment」がストリーミング配信3日目にしてApple Music日本ジャズ部門3位にチャートインするという快挙。その後リリースした2曲目「White Out」も同19位と健闘するなど勢いに乗っています。
そして本日(3月10日)Apple Musicからストリーミング配信される新曲「Ultra Violet」は美夕さん自らが作曲し、3人の著名アーティストと共演するという豪華版なんだそう。
そんな香川が誇る高校生ギタリスト・馬場美夕さんと春の息吹を感じる男木島にプチトリップしてきました。
高松港から日帰りで十分楽しめる男木島は、実はこれから春にかけての季節が一番のおすすめなのです。
高松港からフェリーで40分!気軽に楽しめる瀬戸内海の島旅
高松港からフェリーで40分。男木島については何度かガーカガワでも紹介しましたが、3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭の会場のひとつとなっている島。そして、随分数が減ったものの猫島としても知られる島です。
男木島港の花壇には美しい花も植えられ、春の息吹を感じるプチ島旅には最適な島です。ちなみに男木島は水仙の名所でもあります。
地元香川で生まれ育った馬場美夕さんですが、聞けば男木島に行くのは今回が初めてとのことでとっても楽しみにされていたそう。
男木島港に降り立つとさっそく目に留まった大きなタコ壺に直行、いきなりテンションアゲアゲでカメラを向けるとこのイキリポーズ(笑)
水面が鏡みたいに映るよ~というと、すかさずこちらでもポーズを決めてくれました。
帰りのフェリーの時間を見ながらさっそく散策してみましょう。
周囲約7kmの男木島は、平地が少ない小さな島。南西部の日当たりの良い斜面に階段状に集落が作られ、この島特有の景観を持っています。
集落を歩くとまるで迷路のよう。
町並みを歩いているとらくがきボードのような壁があって、美夕さんはその絵に興味津々です。男木島には来るたびに何かしら楽しいものが増えていて、何度来ても飽きることがありません。
男木島漁港に続く道を歩いていると、そこかしこにのんびり過ごす島猫たちが。
猫島としても知られている男木島には、その島猫たちを目当てに多くの観光客がやってきます。男木島の猫はのんびりと過ごしていて、その様子を眺めるだけでもほんわりとした気持ちになりますよね。人懐っこい子も多いのです。
男木島漁港まで歩いて少し休憩。ここに居るとのんびりと時間が過ぎていくような気がします。美夕さんもいつもの日常とは違った景色にいろいろイスピレーションが湧いているようでした。
せっかくなので新曲について少し聞いてみました。
美夕さん「今度の新曲『Ultra Violet』は3月10日リリースの予定で、これまでの曲と同じくApple Music(iTunesなど)からダウンロードできます。今回は3名のすごい人たちと共演させていただいたんですよ。」
その豪華なメンバーをお聞きすると、キーボードは中島美嘉、AKB、乃木坂46などの曲や、ジャニーズ、浅野ゆう子主演ドラマの曲などを手がける有木竜郎さん。ドラムにはYouTubeでも有名なバンド・東京アクティブニーツのメンバーで、松田聖子の40周年記念アルバムなどにも参加された伊藤ショボン太一さん。そして、ベースにはスクウェアエニックスサガ公式バンドのメンバーで、ファイナルファンタジーやラブライブの曲などに参加された池尻晴乃介さんというラインナップ。
ーー最近の音楽について疎い僕にはその知名度の10分の1も分かってないと思いますが、それでもすごいというのは理解できます。一体どうやって知り合ったんですか?
美夕さん 「ほんと、いろんな人とのご縁から今回実現しました。本当に幸運だったと思います。」
ーー今回の新曲「Ultra Violet」は、どんな曲なんですか?
美夕さん「ひと言で言うと『The 夏!』という感じです。ビーチにいるような、太陽が照りつけるようなイメージで作曲しました。」
どんな曲になっているのか僕も楽しみです。
一旦男木島港まで戻り、そこからまた迷路のような集落を上っていくと男木島の名所でもある豊玉姫神社にたどり着きました。
高台にある、ここ豊玉姫神社からの瀬戸内海を見下ろす景色が実に素晴らしいのです。
美夕さんもしっかりお参りしていました。
新曲がたくさんダウンロードされますように…
神社からの帰りに立ち寄った休憩処「夕陽と猫の家」さん。
ここから眺める瀬戸内海の風景も絶景と呼べるもので、名前の通り夕方までいると夕陽が綺麗なんだろうなと思わせる眺めでした。
もちろんここにもちゃんと猫さんがいらっしゃいました(笑)
冒頭にも紹介したように高松港から男木島まではフェリーで40分。1日6往復と比較的フェリーの本数も多いので、日帰りどころか、なんなら半日のプチトリップも可能です。
桜の季節は島の至る所で花が咲き、古民家を改装したカフェや図書館などの見どころもたっぷり。
春の行楽に男木島プチトリップはいかがでしょうか?
おしまい。
馬場美夕(ばば みゆ)/ Twitter @miyuguitars