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【町田市】木のぬくもりに癒される「まちライブラリー」ってどんな場所? 実際に体験してきました!

tsuki地域ニュースサイト号外NETライター(町田市)

南町田グランベリーパークの中にある「まちライブラリー」をご存知でしょうか? 鶴間公園とショッピングモールをつなぐ「パークライフ・サイト」にある施設です。「PEANUTS Cafe スヌーピーミュージアム」のとなりにあります。

毎月のようにグランベリーパークに訪れている筆者ですが、今回、初めてまちライブラリーを利用しました。「図書館? 会員制? どんな人が利用するの?」と、知らないことがたくさんあったので、取材させていただきました。

「まちライブラリー」ってどんな場所?

まちライブラリーは、誰でも利用できるコミュニティ型のライブラリーです。会員登録(大人500円/高校生以下300円)をすると、本の貸し出しやWi-Fiの利用、イベントの開催ができますが、登録をしなくても無料で自由に利用できる場所でした。

まちライブラリーは、カフェやショッピングモール、病院、お寺、オフィスや個人宅などのまちの中に本棚を置き、本を介して人とつながることのできる場所です。規模は大小さまざまですが、全国に1100ヶ所以上の「まちライブラリー」があるそうです。

木のぬくもりを感じる空間

グランベリーパークのまちライブラリーは、南町田グランベリーパークがリニューアルオープンをした約5年前にオープンしました。

館内の本棚やテーブル、壁面の寄木は、再開発の際に伐採した木を活用したものです。寄木は、イベントに参加した地域のみなさんで仕上げたそうです。木の香りを感じることができて、心身ともに癒されます。

大きな窓からは、鶴間公園の緑も見渡せます。ここに座って、ゆっくりと読書を楽しみたいですね。

寄贈された約1万冊の本

館内にある本は、すべて寄贈された本です。「ぜひ読んでほしい」と思うおすすめの本を持ち寄り、まちライブラリーの本棚が作られていきます。

館内には約1万冊の寄贈された本があるそうです。本棚でジャンル分けがされているので、その中から探します。目的の本を探す過程で、思いがけない本との出会いがあるかもしれませんね。

貸し出しカウンターとメインの本棚は 1階にあり、お子さん向けの絵本や児童書は、鶴間公園口の地下1階にもありました。

2階 メインフロア
2階 メインフロア

1階 絵本・児童書
1階 絵本・児童書

「メッセージカード」の魅力

本の寄贈は、会員登録をしなくても誰でもできるそうです。寄贈の際に、1冊に1枚、ニックネームと簡単なメッセージを記入する仕組みでした。

本棚のすべての本に、こちらのカードが添えてあります。寄贈された本を読んだ人が、感想を書き込んでくれることがあります。自分の好きな本が、誰かと共有できるのはうれしいですね!

筆者もさまざまな本を手にとってみましたが、本だけでなく、感想カードを読むのも楽しみになっていました。本を介して人とのつながりができる、ステキな取り組みですね。

飲食も会話もOKな「みんなの居場所」

まちライブラリーでは、本を読むだけでなく、仕事や勉強をしたり、お昼の休憩に飲食をしたりと、さまざまなシーンで利用ができる場所です。飲食や会話も自由というのには驚きました。

小さいお子さん、学生さん、グランベリーパークで働くスタッフの方、お買い物の途中で立ち寄る方、地域にお住いの方など、幅広い世代の方が集う場所でした。

また、館内では利用者の方が毎月さまざまなベントを開催しているそうです。趣味や特技を活かしたワークショップや、テーマに沿った本を持ち寄る交流イベントやおはなし会など、誰でも参加ができます。イベントの詳細は、館内のインフォメーションボードやホームページでご確認ください。

グランベリーパークでのお買い物の合間や、鶴間公園で遊んだ帰りなど、みなさんもぜひ「まちライブラリー」に立ち寄ってみてくださいね。

●まちライブラリー@南町田グランベリーパーク●

住所:東京都町田市鶴間3-1-4グランベリーパーク パークライフ棟

開館日・時間:平日 11:00~19:00 / 土日祝 11:00~18:00

休館日:火曜日、年末年始、南町田グランベリーパーク パークライフ棟の休館日に準じる

URL:ホームページInstagram

地域ニュースサイト号外NETライター(町田市)

町田市と動物が大好きな地域ライターです!約15年間、町田や相模原エリアに住んでいます。エリアの広い町田市ですが、フットワークの軽さが自慢なので、ステキなお店やイベントがあったら、すぐに駆けつけます!訪れたくなるような、町田市の魅力をお届けしたいと思います。

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