どうも、いわきのグルメを追い求める保険屋 SMILE AGAIN です。

福島県に住む人なら誰もが知っている日本3大ラーメンの1つ、ご存知「喜多方ラーメン」。

その喜多方ラーメン発祥の地、喜多方市には朝からラーメンを食べる「朝ラー」の文化があるとよくお聞きします。

同じ福島県でも、ここ、いわき市では「朝ラー」はあまり馴染みのない習慣。

だいたい、いくらラーメン好きでも、「朝からラーメンってどうなの？」って思ったりしていました。

ただ、「知っている」より「やってみた」のほうが人生楽しいじゃないですか。

百聞は一見に如かず

ということで、実際に「朝ラー」を体験してみました。

もちろん喜多方ではなく、いわきで。

いわきで「朝ラー」といったら、いわき運動公園入口にある自家製麺専門店「マタタビ商店」さん。

こちらの自家製麺専門店「マタタビ商店」さんは、いわきでは珍しい「朝ラー」が楽しめるお店です。

オープンは朝7時から。

午前11時までは「朝ラー」タイムです。

午前9時過ぎにお店に到着し、さっそく入店。

店内に入るとすぐに、お店の方から丁寧に注文方法などをレクチャーしていただきました。

お店によって注文方法がバラバラなので、最初に注文方法やお店のシステムなどをご説明いただくと、初めてのお店ではなんだかホッとしますね。

教えていただいた通り、まず、レジの前で店員さんに食べたいラーメンを注文します。

朝からガッツリいきたい方は麺の量を「0.5玉追加」や「1玉追加」など、最大「2玉追加」まで増量できます。

トッピングの種類も豊富で、自分好みにアレンジも可能。

料金は注文と同時にお支払いするシステムです。

メインのラーメンは「しょうゆ」と「塩」。

あと、パワフルそうな背脂・にんにく入りの「朝もやし」に、平日限定「みそもやし」もあります。

そのほかにも「田舎ソバ」が選べますが、今回のお目当ては「朝ラー」。

ラーメン一択でいってみましょう。

その中でも最もオーソドックスな「しょうゆラーメン」を選んでみました。

出来上がったらレジのところへ取りにいくセルフスタイルになります。

朝の陽ざしを感じながら待っていると、「しょうゆラーメン、出来上がりました！」のコールが。

すかさず取りに向かうと、「朝からラーメンはちょっと重いかも」のイメージを吹き飛ばす、幸福感を満たしてくれるような至福の一杯が登場しました。

これは見るからに期待大。

透き通った感じが印象的なスープから、ゆっくり味わってみましょう

口に運んだ瞬間、鶏ガラっぽい旨味の効いた味わいが、朝の体に染み渡ります。

この旨味たっぷりのスープについて店主さんに尋ねてみたところ、鶏ガラと豚の合わせ出汁とのこと。

スープの飲み始めにはコクのある出汁の個性が感じられますが、後味には角が取れたまろやかさがあり、余韻がしつこくないおかげで全体的な味わいを、あっさりとした印象にまとめ上げてくれます。

もしかするとこのスープのあっさり感は、朝にはうってつけかもしれません。

一口スープを含んだだけで、「朝ラー」のイメージが変わりました。

そして麺を口に運べば、さらなる幸福が待っていたのです。

こちらの麺はかなり美味しさが凝縮されていますよ。

自家製麺専門店「マタタビ商店」

その名前の如く、一番の特徴は自家製麺の美味しさです。

食べ応えのある中太ちぢれ麺は小麦の味わいが濃くコシがあり、麺だけでも美味しさが伝わってきます。（お好みで細麺のチョイスも可能）

そして、のど越しの良さと相まって「朝ラー」の楽しみを倍増してくれるでしょう。

しかも出汁がしっかり効いたあっさりスープとうまく絡んで、ラーメンとしての美味しさをこの上なく高めてくれます。

大ぶりのチャーシューも柔らかく食べ応え満点。

今気づきました。

朝から無心でラーメンをススることはかなり爽快。

「朝ラー」はアリですね。

それも自家製麺専門店「マタタビ商店」さんの「朝ラー」は。

「朝ラー」で心も体も満たされながら、今日1日のパワー発信源に「朝ラー」は最適。

いわきのグルメを追い求める者として、「朝ラー」の楽しみを教えてくれた自家製麵専門店「マタタビ商店」さんには感謝、感謝。

今回は「朝ラー」メインになりましたが、お昼のメニューもかなり充実しています。

まだまだ伝えきれない魅力がいっぱいの自家製麺専門店「マタタビ商店」さん。

みなさんは「朝ラー」体験、もうお済みですか？