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【福岡市早良区】どことも似てない。スパイス香るキーマカレー[Forest Spice]

石井つかさIT系お散歩ライター(福岡市)

早良区にある高取商店街から路地に入り、少しだけ行ったところにForest Spiceというラムグリルのカレー屋さんがあります。

ラムグリルのカレーとは、どんなカレーなのか気になって食べてみることにしました。

店舗に入って、すぐに目についたのは、「本日のオススメ」という黒板に書かれた文字でした。

本日のオススメは「THE 和風カレー!! “サバみそドライキーマ”」だそうです。

サバみそが非常に気になるところですが、初めて入るお店で最初に食べるのは、1番オーソドックスなものと決めているので、今日は「ラムキーマ(税込1200円)」にしました。

ご飯の量は普通で、辛さは4にしてみました。

注文すると、トッピングで「本日の野菜(糸島産) (税込250円)」を勧められたので、トッピングも合わせて注文することに。

注文が入ってから、スパイスを合わせてカレーを作るようで、ラムキーマを作りながら、同時に野菜をグリルしていました。

待っている間に店内を観察してみました。席数は全部で15席で、内5席がカウンター、10席がテーブル席で、木目調で統一されていて、落ち着く店内です。

待つこと10分弱で、待ちに待ったラムキーマカレー・野菜トッピングが到着しました。

まずはキーマからいただいてみます。

ラムは、少し臭みがあるイメージだったのですが、スパイスの加減がよく臭みを感じません。

旨みだけが出ている感じです。また辛さを4にしたのも大正解です。筆者は、少し辛めが好きなので、ちょうど良い辛さでした。

トッピングの野菜は11種類も入っており、プチトマト以外はグリルされていて野菜の旨みが引き出されてカレーに合っています。

キーマを食べていると、中にスパイスのカリっとした食感があり気になったので、オーナーの堀田 廉さんに話を聞いてみました。

石井:カレーの中のカリっとしたのは胡椒ですか?

堀田さん:中に入っているのは、花椒(かしょう・ホアジャオ)です。中国の四川省でよく使われる痺れる辛さのスパイスです。香が飛びやすいので、キーマが仕上がる直前に入れます。

石井:こちらのカレーは独特な感じがするのですが、ジャンルは何カレーなんですか?

堀田さん:たぶん、インドともスリランカともネパールとも違いますね。あえて言うなら薬膳カレーが1番近いと思います。

石井:なるほど、この味でしたら、ビール類がよく合いそうな気がしますね。

堀田さん:うちのカレーはビールがよく合いますよ。だから、ビールの品揃えを増やしています。

石井:本当に多いですね。カレーに合うというと、全部軽い感じのビールですか?

堀田さん:モレッティというイタリアのビールはコクがあってしっかりした味ですよ。これも当店のカレーに合います。

このような話を聞かせていただきました。

かなりお酒にこだわりがあるようだったので、さらに聞いてみたら、前職はバーテンダーをされていたそうで、お酒には、そうとうこだわりがあるそうです。

このお店は、堀田さんの叔父さんが2018年に羊肉好きが高じて出したお店で2023年に堀田さんがバーテンダーを辞めて、お店を引き継いだということでした。

どことも似ていないカレーを食べてみたい方は、ぜひ一度行ってみてください。

新しく美味しいカレーと、マスターの堀田さんがこだわって集めたお酒を飲むことが出来るお店です。

DATA

店名:ラムカレー専門店 Forest Spice
住所:福岡市早良区高取1−5−36
電話:092-986-1083
営業時間:11:30〜15:30(LO. 15:00) / 17:00〜21:00(LO. 20:30)
定休日:不定休
駐車場:なし
公式Instagram:Forest Spice

IT系お散歩ライター(福岡市)

早良区西新と博多区住吉でiPhone修理店を経営しています。また、京都芸術大学の学生もやっております。 文系と理系の間で揺れ動いていますが、基本的には文系人間だと自負しています。普段は西新界隈をうろうろしています。食道楽で好奇心が強いので、色々なことに首を突っ込んだり突っ込まなかったりします。

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