2022年10月31日（月）まで、「フレンドマート・G宇治市役所前店」にてフードドライブが行われています。

主催するのは何と、立命館宇治高校3年生の島本紗羽さん、奥田紗菜さん、神田奈美さん、吉本真理子さんの4名です。

フードドライブとは、各家庭で余剰している未使用の食品を集めて、必要としている施設などに寄贈する活動です。

立命館宇治高校では卒業プロジェクトとして、社会貢献について考えるという課題があるそう。その取り組みのテーマとして彼女たちが選んだのが「フードドライブ」です。

食品ロス削減にもつながる取り組みとして、全国に広がりつつあるフードドライブですが、まだ知らない方も多いよう。そこで生徒さんたちは、不定期で売り場に立ち、チラシを配ってフードドライブの説明や協力依頼をされています。

このチラシも、ご自分たちで作られたそうです。とてもわかりやすく、キレイなチラシで驚きました。

お持ちいただきたい食材は

・穀物（お米、乾麺など）
・レトルトインスタント食品
・調味料各種、食用油
・菓子類、粉ミルク、離乳食
・保存食品（缶詰・瓶詰）
・飲料（ジュース、コーヒー、お茶）

とのことです。一番必要とされているのは「保存食品（缶詰・瓶詰）」だそうですよ。

さらに「家に余っている食品だけでなくお買物中に商品を買って寄付していただきたい」との呼びかけもされていました。

協力された方の中には、「家を探したけど、あまりなかったから…」ということで、お店で購入して寄贈されたという方もいらっしゃいました。「高校生たちががんばってくれている姿を見て協力したくなった」とおっしゃっていましたよ。

集まった食品は、児童養護施設、子ども食堂、ヤングケアラー、母子家庭・父子家庭などに寄贈されるそうです。

若い世代のみなさんが、自分たちで考え行動し、社会貢献に取り組んでくださっているなんて、すばらしいことですね。家の中の食品ストックを見直すなどして、ぜひ協力してはいかがでしょうか。