【日本橋カフェ6選】今行くべきおとな空間!食べログ百名店からNewOpenまで
東京最古のビジネス街として知られている日本橋エリア。
江戸時代から日本の中心地として栄えていた、この街は、三井不動産主導のもと新たに日本橋再生計画がスタートしており、今なお、現在進行形で進化しています。
そんな背景から日本橋にあるカフェも、昔ながらの老舗店舗から、先進的な取り組みをする実証実験店舗、コンセプトストアなど、さまざまな魅力を持っています。
さらに、ビジネスマンが多いことから、朝早くからやっているカフェも多く、そのお得なモーニングセット含め、朝活に最適な場所が多いです。
是非今回の動画を参考にしていただいて、一足お先に最先端のカフェを体験していただきつつ、時には、快適な一日のはじめとして、朝活をしていただければと思います。
以前にご紹介した日本橋編の動画はこちら。
【日本橋カフェ6選】
新名所が続々登場!江戸と令和が調和するオトナの街で上質なひとときを
【日本橋カフェ6選】
2022年最新版!東京随一の歴史ある街から最新情報をお届け
■動画で確認したい方はこちらから
1. ミカド珈琲 日本橋本店
食べログ百名店2022にも選出の老舗自家焙煎珈琲店。
1948年日本橋に創業し、世界各地から厳選した生豆を焙煎士が焼き上げ続け、その味を守っています。
創業当初から、日本人の味覚にあったコーヒーの味を追求し、「日本人が作るコーヒーが世界に通用する味」をコンセプトに、社名もオペラから着想した「MIKADO(ミカド)コーヒー」と名づけました。
MIKADOというのは有名なオペラ作品で、19世紀末のロンドンで上映され、当時空前の日本ブームが起きていたイギリスにおける、社会風刺作品だとのことです。
終戦直後に誕生した当時は、庶民にとって高価だった珈琲を、少しでも多くの人に味わってもらいたいとの思いで、立ち飲み方式で営業するなど、その工夫も当時から抜群でした。
その名残もあってか、1階のスペースには、立ち飲みの場所があったのも印象的でした。
そんなミカド珈琲さんが大切しているのは、味覚のバランス。
中でも特に「酸味を」大切にしていて、珈琲本来の味わいを再現するために重要な要素だと位置付けているようです。
平日限定のお得なモーニングは、朝7時からいただくことができるので、仕事前のひと時としてもとてもおすすめです。
<<モーニングセットC>>
700円(税込)
営業時間:
【平日】1階7:00〜17:00、2.3階7:00〜17:00
※モーニングサービス有り
【土日祝】10:00〜18:00
※モーニングサービス無し
※ラストオーダーは閉店時間より30分前
※16:30以降のスタンド·テイクアウトはフード·一部商品は休止。
定休日:無休
2. PEAK S PEAK CAFE
老舗のお茶販売店「山本山」が運営する大人カフェ。
「コーヒーやお茶に、季節ごとの味のピークである「旬」を感じ、常に自分の調子をピークに持っていくことができる場所」がコンセプト。
日本橋というビジネスマンが多い街において、仕事前、仕事の間に「飲み頃」「食べ頃」を愉しみ、最高の状態で仕事に臨めるサポートをしてくれます。
設計事務所imaが作り上げた店内の空間は、天井が高く、大人な雰囲気。
棚田と呼ばれる傾斜地にある稲作地の美しさから着想を得た形状をベースに、ベンチやテーブル、電飾の配置含め、アーティスティックに空間が作られています。
大吹抜け空間ということもあり、目線を下げて落ち着いた居心地にするために真鍮の特注のペンダントを各席に配置して空間を構成している、粋な演出も特徴的です。
コーヒーやお茶はもちろんのこと、ワンコインの高コスパモーニングも大注目。
全部で3種類あり、今回頼んだAセットはハニー×バター、Bセットはツナ×マヨ、Cセットはベーコン×チーズのパンケーキをそれぞれいただくことができます。
Aセット以外は、ワンコインではないものの580円、630円とリーズナブルです。
<<モーニングセットA>>
500円(税込)
営業時間:
平日 / 6:30〜19:00(モーニングタイム10:30まで)
休日 / 10:00〜19:00(モーニングタイム11:00まで)
定休日:不定休・年末年始
3. CHOOZE COFFEE
「カフェエインコントロール」を提案する新しいコーヒーブランドとして2022年10月に誕生。
時間帯やその日の体調・予定などに合わせ、ドリンクのカフェイン量を選択可能な新しいコンセプト。
シングルオリジンのスペシャルティーコーヒーをはじめ、ラテやフラッペなど全てのドリンクを「カフェインそのままのレギュラー」、「カフェイン少なめのハーフ&ハーフ」、「カフェインレスのデカフェ」と3段階のカフェイン量から選択できます。
コーヒーの代用品として、「仕方なく」飲むものではなく、ライフスタイルや健康状態に合わせた、健康的なコーヒーライフの一部として、取り入れるきっかけになるようなお店です。
本店舗は、ビジネスマンが多く行き交う日本橋のコンセプト実証店舗。
訪れたこの日も、ビジネスマンの方二人が、既に来店されていました。
「超臨界二酸化炭素抽出法」という工法を用いてカフェインを除去していて、東北大学と共同研究開発を進めているとのこと。
この製法は、炭酸ガスと水のみを使うことで、豆本来の美味しさや特徴を活かしながらカフェインを除去できる、安全で美味しい優れた技術だとのことで、とても注目です。
世界最高品質のデカフェ技術を是非お試しください。
<<Cafe Latte>>
490円(税込)
<<CLIF BAR>>
350円(税込)
営業時間:
【平日】7:00-19:00
【土日祝】12:00-17:00
定休日:なし
4. GOOD COFFEE FARMS Cafe & Bar
2022年10月にオープンした注目のグアテマラ出身のカルロスさんが手がけるコーヒー店。
世界のコーヒーの約7割を生産する小規模コーヒー生産者と、環境負荷を最小限にしつつ、高品質なコーヒー生豆を提供してきたGOOD COFFEE FARMSの実店舗。
品質維持の鍵として、衛生面へのこだわりや朝礼の文化を持つ日本式の手法を採用していることもあり、今回初のコンセプトショップを日本に立ち上げたのも、そんな背景に裏付けられているようです。
サステナブルな取り組みの一つとして、水も電気も燃料も使わず自転車で生産しているとのことで、店舗には、実際にグアテマラでコーヒーの精製に使用していた自転車脱穀機も展示されていました。
さらに、内装設計・デザイン監修も、サステナブルデザインを専門とするNewNormDesign株式会社が手がけており、既存の壁や天井の活用により、内装工事における廃棄物を約60%削減している他、一部の椅子やバーカウンターに廃棄予定だった寿司屋の資材を再利用する等、地球環境に配慮した内装を施しています。
コーヒーメニューとしても精製方法別、3種の飲み比べセットが提供されていますので、コーヒーへの理解をさらに深めたい方必見の店舗です。
フードメニューとしては、ブリトーの提供もあり、グアテマラの食文化を味わうこともできました。
<<本日のコーヒー>>
495円(税込)
<<ビーフブリトー>>
1430円(税込)
営業時間:
月〜金 7:00〜21:30
土日祝 9:00〜21:30(全日ラストオーダー 21:00)
定休日:なし
5. 365日と日本橋
食べログパン百名店2022選出の大人気店。
17種類の国産小麦を使い、ハムやベーコン、あんこなども手作りする自然派の新しい日本のパンを提供する「食のセレクトショップ」です。
全国から集めた米、醤油、味噌、納豆、卵、野菜、お茶、コーヒーなどのこだわりの食材、お皿やナイフなどの食雑貨も取り揃えており、どれも注目の品。
開店直後から行列のできるパン屋さんですが、テイクアウトで利用されていく人も多いので、回転率は比較的良いです。
特に有名なのは、クロッカンショコラ。
以前に、三軒茶屋のJUNIBUN BAKERYを訪れた際にいただいたので、この日は白のパールクロッカンを敷き詰めたメニュー、レモンミルクフランスをいただきました。
パンとの間に挟まった、レモンクリームとチーズクリームもアクセントになって美味しかったです。
その他には、日本橋限定の十勝前田農産のキタノカオリを100%使った「キタノカオリ」と契約農家さんの畑を表現し、野菜をたっぷり使った赤味噌の和風フレンチトースト「ハタケ」をいただきました。
ちなみにコーヒーメニューもとてもおいしく、系列の自家焙煎珈琲店「二足歩行」さんの豆を使っているので、是非合わせて注文してみてください。
<<キタノカオリ>>
264円(税込)
<<ハタケ>>
528円(税込)
<<レモンミルクフランス>>
374円(税込)
<<アメリカーノ>>
550円(税込)
営業時間:
平日7:30~20:00
土日祝10:30~20:00(L.O.19:00)
定休日:日本橋高島屋S.C.に準ずる
6. HARIO CAFE
「一杯のおいしいコーヒーのために」をコンセプトにコーヒー関連グッズで有名なHARIOが運営するカフェ。
HARIOが選んだスペシャルティーコーヒーを、HARIOのさまざまな道具でいただくことができます。
HARIOの道具を展示・販売する物販スペースもあり、道具の使い方や選び方など相談に乗ってくれるのも嬉しいポイント。
セミナーやワークショップの開催もあるので注目です。
耐熱ガラス製品が有名なHARIOなので、コーヒーの道具以外にも、物販スペースにはアクセサリー類も多数並んでいました。
それらは、HARIO Lampwork Factoryのブランドだとのことで、HARIOが職人の手仕事技術継承のために始めたアクセサリーブランドで、一つ一つ職人の手作りで、ガラス加工されています。
小伝馬町には、工房を併設している店舗もあるということだったので、アクセサリー類に興味がある方は、そちらを訪れてみるのも良いかもしれません。
この日は、コーヒーに合わせて、フードもいただきたかったのですが、サンドイッチは土日限定とのことでした。
ただ、ホットサンドや、ショコラケーキはあるので、気になる方はそちらをご注文ください。
<<ダークブレンド>>
800円(税込)
営業時間:11:00〜18:00
定休日:年末年始