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長崎県名物「角煮屋こじま」角煮まんは蒸し器と電子レンジどちらがおすすめ?食べ比べ検証

相場一花グルメライター

気になる地域グルメを紹介します。

庶民の食卓に上がることの多い角煮ですが、元は九州地方の郷土料理と言われています。長崎県には卓袱料理のコースとして角煮が名物として登場しています。中国の「東坡煮(とうばに)」を日本風に調理されたものです。その豚の角煮を饅頭生地で包み込んだのが、角煮まんです。

そんな長崎名物の角煮まん名店が「岩崎本舗」と「角煮屋こじま」です。今回は「角煮屋こじま」の角煮まんを購入しました。公式HPによると角煮まんも様々な種類があり、今回購入した商品はおそらくノーマルの角煮まんだと思われます。

たまたまスーパーで購入した商品は要冷蔵品。公式HPは常温保存品しかのっていなかったので購入品とまるっきし同じ商品は見つかりませんでした。

裏面の原材料を見ると、豚肉がメキシコ産になっています。ノーマルとチーズ角煮まんをのぞき、公式HPの角煮まんは国産豚を使用しているため、消去法でノーマル角煮まんだと判断しました。

今回購入した角煮まんは1個当たり90g。297kcalで炭水化物は31.2g。食塩相当量は0.8g。

作り方ですが、蒸し器と電子レンジの2パターン。電子レンジの方が手軽で調理時間も短いですが、味が変わってしまうのか気になります。そこで2パターンの調理をして食べ比べてみることにしました。

写真左が蒸し器で調理したもの。右が電子レンジ調理。電子レンジ商品は水分が下にたまってしまうため、生地の下の部分がふやけてしまいました。

まず蒸し器調理した角煮まんですが、形もしっかり残っていて、たれの色もいい具合です。

蒸したためか甘醤油たれのいい香りが漂ってきます。

お肉も脂がのっていい感じです。食欲がそそられます。

モチっとした弾力のある生地と甘くて柔らかい角煮はふっくらとしていて、食べ応え抜群です。「角煮屋こじま」の角煮まんは八角などの香辛料なく、甘さが際立った醤油だれのみを使用していて、香辛料が苦手でも食べやすくしあがっていますね。肉もジューシーですが油っこくなく、ほどよい塩梅。高級店で食べているかのような美味しさでした。

一方、こちらが電子レンジ調理した角煮まんです。生地は蒸し器よりも柔らかく、蒸しパンのようなさわり心地です。下面がべっちょりしてしまっているのが残念なポイントです。

生地は蒸し器よりも柔らかく一部分は水っぽくなっています。逆に上面はパサパサしてしまい、生地全体にムラが発生してしまっていました。お肉も水分が抜けてしまったためか、少しパサパサしていて、ジューシー感は損なわれています。生地はコンビニ肉まんに近い感じになっていますね。

今回は「角煮屋こじま」の角煮まんを蒸し器と電子レンジで調理しましたが、食感がかなりことなり、味も少し変わっていました。どちらが好みかは人によって分かれますが、筆者は蒸し器の方が美味しく仕上がると思います。

調理器具があり時間的余裕がある方は蒸し器の調理をおすすめです。

ごちそうさまでした。

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

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