【小谷村】空飛ぶレストランで唯一無二の朝食体験を〜白馬アルプスホテルの新たな挑戦〜
「空飛ぶレストラン」そんなフレーズに心惹かれて、私が訪れたのは長野県小谷村にある白馬アルプスホテル。白馬乗鞍温泉スキー場に隣接し、冬のスキーシーズンには多くの観光客で賑わうこのホテルが、空飛ぶレストラン『Breakfast in the sky』(以下、空飛ぶレストラン)というユニークな取り組みを始めたと聞き、早速伺いました。
雄大な景色望み…18分間の「空飛ぶレストラン」
朝6時30分頃、ホテルへと向かう私の目の前には、朝焼けに照らされた北アルプスが顔を覗かせています。午前7時、ホテルに到着すると、まずはリフトに乗り込み、ゲレンデの中腹へと向かいました。
あたたかいドリンクとホテルオリジナルの朝食ボックスを受け取り、再び山頂へと向かうため、2022年に新設されたばかりの「山の神リフト」に乗り込みます。いよいよ18分間の「空飛ぶレストラン」のスタートです。リフトが動き出すと同時に高度が上がっていき、山頂に近付くに連れ、目の前には秋の紅葉が広がっていきます。
晴れた日には、北アルプスのパノラマビューや日本海を望むことができるというこの体験。この日は、あいにくの天候で北アルプスの雄大な山々を望むことは叶わなかったものの、徐々に色づく木々の美しい秋の風景が目を楽しませてくれました。
地元の味覚楽しむカラフルな朝食ボックス
リフトの上でいただく朝食ボックスには、地元産の素材をふんだんに使用したメニューが詰め込まれています。中でも、サクサクのクロワッサンサンドが特徴的で、具材には、信州サーモンや地元産のポークが使われている贅沢な一品です。
彩り豊かな見た目はもちろん、その味も折り紙つきで、思わず「美味しい!」と言葉が出てしまうほどです。また、デリとフルーツの盛り合わせも添えられており、ここでしか体験できない朝の贅沢なひとときを堪能できました。
今年から始まった「空飛ぶレストラン」。この体験を始めた背景を白馬アルプスホテル・営業の宮嶋浩司さんは次のように話します。
「2022年に新しいリフトが掛かり、標高1598mまで手軽に行けるようになりました。そんな中、山頂に着くまでに、このリフトから眺められる北アルプスなどの景色が美しいとご好評をいただきました。これをきっかけに、この景色を存分に楽しんでいただけるアクティビティができればと、『空飛ぶレストラン』を始めました」
そんな「空飛ぶレストラン」は、テレビやSNSでも話題となり、参加者の中には、東京や愛知からこの体験を目的に訪れたという方も。東京から来たという参加者は「白馬エリアは、スキーのイメージが強かったですが、こんな新しい楽しみ方があるとは思いませんでした」と、初めての長野県を満喫されている様子でした。
あいにくのお天気かと思われたこの日でしたが、標高1598mの山頂では、雲の切れ間から色づき始めた北アルプスを望むことができ、参加者からも喜びの声が上がりました。
四季を通じて楽しめる「白馬乗鞍アクアオアシス」がオープン
白馬アルプスホテルでは「空飛ぶレストラン」以外にも、多彩な取り組みを行っています。その一つが「白馬乗鞍アクアオアシス」。
アースバックサウナを併設した温水プールはオールシーズン稼働しています。そのため、季節を問わず利用可能で、冬にも併設されたサウナで身体を温めた後、クーリングダウンとして利用することが出来るのだそうです。
雪景色の中でサウナとプールを楽しめる、冬ならではの贅沢な楽しみ方がこの冬の滞在をより楽しませてくれそうです。
滞在してこそ楽しい!白馬アルプスホテルの魅力
白馬アルプスホテルでは、これからトップシーズンでもある冬を迎えます。この冬、スキー場は白馬コルチナスキー場との共通リフト券により、多彩なコースレイアウトを存分に楽しめるようになるのだそう。また、白馬乗鞍アクアオアシスでは、12月末から2月末の14時〜17時までプールサイドでDJイベントが開催される予定です。
白馬アルプスホテルについて、営業の宮嶋さんは「ホテルに泊まるだけでなく、滞在中には思い出に残る体験を通じてホテルの魅力、地域の自然を感じていただきたいと思います」と話します。
今後も幅広い世代の方に利用いただくため、季節ごとに新しい体験、食事が楽しめるという白馬アルプスホテルの今後が楽しみです。
≪店舗情報≫
【店名】白馬アルプスホテル
【住所】長野県北安曇郡小谷村千国乙12851
【電話】0261-82-2811
【駐車場】300台
【公式HP】https://hakuba-alps.co.jp/
【SNS】公式Instagram