大阪のJR難波駅前に2024年12月2日（月）開業するホテルの1階テナントとして、同日、極上の抹茶ラテと生カヌレがテイクアウトできるカフェ「OBRA（オブラ）」がオープンします。ぜひ記事をチェックしてみてください。

OBRA（オブラ）

店名の「OBRA（オブラ）」は造語だそうですが、スペイン語の「la obra」には”作品”という意味があります。

オーナー店主は、将来カフェを開きたいという夢をかなえるため、4年間にわたっておよそ400店舗のカフェを巡り、カフェについて研究するとともに、Instagramにてカフェの紹介を発信。

カフェ巡りで学んだことを糧に、「一度きりではなく何度も通いたくなる場所」を理念としてオープンするこのカフェは、まさに彼の作品でもあります。

極上の抹茶ラテ

抹茶ラテは3種。すべてに宇治抹茶を使用しています。

宇治抹茶はしっかりとした苦味があり、砂糖等の相性がよいそうです。甘味を足したい方にはこちらがいいかも。

一番茶（新茶）には心地よい渋みとほんのりとした苦味、うま味があり濃い抹茶スイーツのような味わいの抹茶ラテになります。

最高級の宇治抹茶「おくみどり」は、お茶の持つ上品な渋味を奥底に持ち、色、うま味の強さは最高峰と言われています。そのためコクがあって濃厚な抹茶ラテを味わえます。

抹茶を目の前で点ててくれるパフォーマンス

どの抹茶ラテも目の前で抹茶を点てるところを楽しめます。まず抹茶を茶さじで計り、いったん茶こしを通してきめ細やかにふるいます。

ぬるめのお湯を注ぎ、茶筅（ちゃせん）でシャカシャカと泡点てます。

盆栽アートを傍らに、畳マットの上でお茶を点てる様子は、外国人観光客にも喜ばれそうです。

ミルクの入ったカップに抹茶アイスをトッピングしてその上からゆっくり抹茶を注ぎます。ちなみに牛乳にもこだわって、大阪南部・泉南の生乳100％の「黒川牛乳」を使用しています。

生カヌレやアイスをトッピング

生カヌレについては後ほど記述しますが、抹茶カヌレ（2個入り）が販売されています。

カヌレで抹茶ラテや抹茶アイスをすくっていただくの楽しい～！やってみてね。

ほうじ茶ラテもていねいに淹れます

ほうじ茶は火入れ名人による至極のほうじ茶の茶葉を粉砕したものを使用。同様に抹茶茶わんと茶せんを使って点て、牛乳に注いで作ります。

上質な煎茶を焙煎しているため、甘い芳香を楽しめる逸品のほうじ茶ラテとなるそうです。次回はこちらを飲んでみたい。

コーヒー党にはカフェオレが用意されていますがアイスのみです。

プロが作る「生カヌレ」

一方「生カヌレ」は、「まるごとメロンケーキ」や「カスタード好きの為のパフェ」など数々のヒットスイーツを世に送り出した「ATELIER KATO」代表のパティシエ、加藤幸樹（カトウコウキ）氏が開発・制作しています。

一般的なカヌレは、外がガリガリ、中がもっちり、ずっしりとしているのが特徴ですが「生カヌレ」はさにあらず。

材料を混ぜる順番、生地の温度、乳化とグルテンのバランスなどを微調整しながら、少なくとも100回を超える試作を経て完成したのが「生カヌレ」です。

スチームを効かせたオーブンにて高温短時間で焼き上げることで、外側はサクサク、中はフワフワしっとりとした食感に。ケーキのような味わいにびっくりでした。

特にパリッとしたチョコレートをコーティングしたコーヒー粉末入り生地の「コーヒカヌレ」は、「今まで食べたカヌレの中で一番おいしい」という声がSNSでたくさん出ていました。

自動販売機で24時間買えます

カヌレは店内に併設した冷凍自動販売機にて24時間販売されています。急なお土産の調達にも便利なので覚えておくといいですね。

店頭にて「抹茶カヌレ（2個入り）」が600円、ギフト袋が150円で販売されています。（営業時間内）

おわりに

「OBRA」は、明日2024年12月1日（月）に開業する「アパホテル&リゾート大阪難波駅前タワー」の1階、正面に向かって左手奥にテナントとして、初日は14時にオープン。12月3日（火）からは年中無休で10時から18時の営業です。

厳選抹茶を使った極上の抹茶ラテと新食感の生カヌレを味わってみたい方は、ぜひ行ってみてください。

※試食提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。