【ズボラメニュー】カンタンな数の子(カズノコ)料理にチャレンジしてみませんか?
お正月には欠かせないカズノコ。プチプチとした食感が小気味よくお酒のおつまみにもピッタリですが、ちょっとだけ手を加えるだけで食卓の立派なオカズになりました。自分で考えたズボラメニューを紹介するのでぜひ見てください♪
カズノコについて
今回入手したのは、冷蔵の味付けカズノコと、冷凍の塩カズノコです。どちらも日本のメーカーが販売していましたが、カズノコはカナダ産でした。
調べによるとカナダ産のカズノコは、カナダ西海岸のバンクーバー島でとれたニシンから製造されています。カナダ政府と漁業関係者により環境を整え、漁獲量などもきちんと調整。
また水揚げされたニシンにはロットナンバーが割り当てられ、カズノコになるまで厳しい品質管理がされています。なので安心して食べられます。
カズノコの塩抜き
塩カズノコの塩抜きと聞くと、すでにメンドクサイ。となりますよね?何時間おきに水を替えてと。
ペットボトルを使えば簡単
でも実は塩水の濃度さえ間違わなければかなりテキトーで大丈夫な気がします。塩水濃度は、海水と同じ0.5%です。水1000ccに5g(塩小さじ1)なので、500ccのペットボトルに水を入れ、塩を小さじ1/2入れてシェイクしたものを作っておくと便利です。
画像のようにゆったり浸る感じにして冷蔵庫に入れ、3~5時間おきに水を変えること数回、薄い塩味になればOK。塩を抜くと日持ちしにくくなるので、半分だけ使いたかったら、残りは少し塩分が高い目にしておけばよいのです。(自分なりの解釈。)
めんつゆで下味をつけるのがコツ
塩抜きしたカズノコはうまみがないので、めんつゆ(出汁醤油)を最後にまとわせました。
まずはシンプルに味付けカズノコをそのままで
味付けカズノコはそのまま使えて手間いらず。塩カズノコも塩抜きしてめんつゆに浸せば同じように使えます。
出汁醤油の味がついていますが、おかかやツマモノを添えるとスタイリッシュ。ちょっと料理できる人みたいじゃない?
カズノコのだし茶漬け
ごはんにカットしたカズノコをのせ、海苔、オカカ、ワサビ。そして静かに浅めにおだしを張りました。カズノコの出汁茶漬け、あっという間に完成~!
カズノコのせ海苔包み
焼き餅にカズノコをのせて海苔で巻きました。お寿司でもおなじみのこのスタイル。簡単なのに豪華見え~!
カズノコをおいしく食べるポイントは「冷製」
カズノコは加熱すると、保有しているEPA/DHAも酸化してしまい、タンパク質が変質して白っぽく、食感も悪くなってしまいます。温かいものと合わせる際は、さっさといただきましょう。
※EPA/DHA 血中の中性脂肪を下げる効果があるとされる成分。
カズノコ入りシーフードサラダ
レタスやキュウリ、ブロッコリー、トマトなどの野菜にカニカマとカットカズノコを合わせドレッシングを回しがけ。
いつものサラダにカズノコのプチプチ食感が加わり上等なサラダになりました♪
市販の珍味と合わせる
カズノコを使った珍味といえば松前漬けが有名ですが、今回はデパートの魚売り場で入手した「イカといぶりがっこのあえもの」にカットカズノコを合わせました。みためにメリハリがつくし、豪華さアップ。
ただ添える
これは朝食の目玉焼きなのですが、野菜などと一緒に添えました。ポイントは明太マヨネーズです。カズノコはマヨネーズとも相性が良いとわかりました。
おわりに
カズノコはニシンの卵。ニシンが育つための栄養成分がたっぷり含まれています。魚卵なのでコレステロールやプリン体が多いのかといえば、コレステロールは鶏卵の約半分、プリン体は極めて少ないそう。
カズノコをズボラメニューにて、お正月だけでなく普段の食事にも取り入れてみてください。
※本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。
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