【札幌市北区】寂しい限り。40年以上愛され続けてきた、北24条エリアの老舗カフェが閉店へ
地下鉄南北線「北24条駅」から徒歩5分ほどにある、老舗の喫茶店「Coffee de Soiree(カフェ・ド・ソワレ)」。
イマドキのスタイリッシュなカフェとはまた違い、数十年の歴史を感じさせるような、情緒溢れるお店の雰囲気に惚れ込むファンが多い人気店です。
1979年の創業から愛され続けたその「カフェ・ド・ソワレ」が、2024年10月20日(日)をもって閉店してしまうことがわかりました……。
閉店の理由は、店舗建物の老朽化。年季が経っているからこその、あのレトロな雰囲気もお店の魅力だったので、仕方ないこととはいえ寂しい限りです。
45年もの長きにわたって親しまれていたお店だけに、別れを惜しむ声がすでにあちこちから聞こえています。
筆者も、一人の時間ができたときにふらっと立ち寄らせてもらったことが数回あり、そのたびに独特な居心地の良さに癒されてきました。
新聞をめくりながら、ゆっくりコーヒーを口へ運ぶおじいさん。「ここのごはん、おいしいんだぞ」と自慢げに話しながらお子さんとお店へ入ってくるお父さん。なんだか、お客さんそれぞれにドラマがあるような気がして、不思議と心穏やかになれる場所だったのです。
マスターやスタッフの方々のお人柄や温かな会話が大好きだった、という方も多いはず。長年、本当にお疲れ様でした……!
慣れ親しんできたおいしいコーヒーやスパゲティ、カレーなどを味わいに、最後に訪れてみてはいかがでしょう。
カフェ・ド・ソワレ(@soiree_sapporo)
住所:北海道札幌市北区北26条西5丁目2-1
電話番号:011-726-4988
月~金:10時~19時
土・祝:10時~18時
定休日:日曜日(※最終日の10月20日は営業予定)