【袖ケ浦市】今の時期だけ!ゆで落花生に最適な品種「おおまさり」の収穫ができる「草けいばの丘収穫園」
こんにちは、なかぶです。
千葉県は落花生の生産量がダントツの日本一!
国内全生産量の8割を千葉県で生産しています。
県内の産地としては八街市が有名ですが、袖ケ浦市も県内4位の生産量!
それだけの生産量を誇りますが、落花生掘りができる農園となると、さすがの千葉県といえどそれほどありません。
そんな中で貴重な落花生掘りができる農園の1つ、袖ケ浦市の草けいばの丘収穫園さんに行って、千葉県で開発されたゆで落花生向け品種おおまさりを収穫してきましたので、今回はその様子をレポートします。
場所は東京ドイツ村!?
草けいばの丘収穫園があるのは袖ケ浦市の川原井というところ。
直接アクセスする場合は、館山道姉崎袖ケ浦インターからつながる久留里街道を新花川橋交差点(居酒屋食堂なじみのある交差点)で東京ドイツ村方向に曲がり、ドイツ村の入口を過ぎてしばらく行ったこの案内看板のある細い道を右に曲がります。
森の中をしばらく進み、本当にここでいいのか?と不安になってきたころ、森が切れて開けるので、最初の未舗装路を右に曲がると到着します。
行ってみるとわかりますが、草けいばの丘収穫園の柵を隔てた先はもう東京ドイツ村。
実はこの草けいばの丘収穫園は味覚狩り(落花生掘りのほかサツマイモ掘り、春はジャガイモ掘り)で東京ドイツ村と提携しており、ドイツ村から入場することも可能なんです。
なので、いのししが出そうな山道(実際ウリボーが車の前を横切ったw)の運転がちょっと不安…という方は、きれいな道路でアクセスできる東京ドイツ村から入場することをおすすめします。
落花生掘りの料金は、直接行ってもドイツ村から入っても同じ(2株1,000円)です。
※東京ドイツ村の入場料、駐車料は別途かかります
たくさん採れて、お店で買うより安い!
農園に到着して受付でお金を払うとビニール袋をくれて、畑を案内してくれますが、軍手とかの用意はないようなので、自分で持って行ったほうがよさそうです。
畑はこんな感じなので、靴も汚れてもいいものを履いてったほうがいいですね。
晴れていれば長靴までは必要ないですが、サンダルとかハイヒールとかはやめといたほうがいいと思います。
畑に行くと、農園のお兄さんがどれを抜けばいいのか教えてくれます。
で、よっこいしょと引き抜くと、こんな感じでたくさんの落花生が登場!
落花生ってその名の通り、花が枯れた後にできる子房柄(しぼうへい)が土に落ちて、それが土の中で成長するので、実(み)は土の中にできるんですね。
抜いたあとは土の中に残った実を掘って、そのあと茎に付いた実を1つ1つ外していきます。
こんなにあるのかっていうほど、大きな落花生の実がたくさんついてますよ。
外した実を袋に入れて収穫は終了。
家に帰って計ってみるとこんなにありました。
なんと1.6kg!
普段よく行く直売所でも、おおまさりのこの量を1,000円で購入することはできないので、かなりお得です。
おおまさりはゆで落花生が一番!
上にも書きましたが、今回収穫したおおまさりは千葉県がゆで落花生用として開発した品種で2007年ころから栽培されるようになった比較的新しい品種。
さやの大きさが従来品種の2倍くらいあるそうです。
もちろん我が家でもゆで落花生にしていただきました。
落花生をゆでたことがない人も、収穫時にゆで方を書いた紙をくれるので、その通りやればおいしいゆで落花生が完成します。
大きい豆は食べ応えもばっちりで、酒飲みにとっては、ビールのお供に最高の一品になること間違いなしですよ!
落花生は炒って食べることが多いですが、ゆで落花生もおいしいので、ぜひ試していただきたいです。
今の時期しかできない落花生掘り
めずらしい落花生掘りができる草けいばの丘収穫園。
毎年秋のこの時期にしか体験できないのですが、今期は10月末くらいまで楽しめるということでしたので、週末にはおいしい落花生を掘りに行ってみてはいかがでしょうか。
自分で収穫してきた落花生をいただくのは格別ですよ!
※営業は土日祝のみですのでお気を付けください
ではでは~
【草けいばの丘収穫園詳細】
場所:千葉県袖ケ浦市川原井181-10
電話番号:0438-75-3026
営業時間:10:00~16:00
営業日:期間中の土、日、祝日のみ(今期は10月末までの予定)
料金:落花生掘り2株1,000円
※予約は不要です