ご当地ラーメンで町おこし! 全国の人気ラーメン店が千葉八街に集結!
日本全国の人気ラーメン店が八街に集結
落花生の産地としても知られる、千葉県八街市。1992年に千葉県で30番目の市制を施行して今年でちょうど30年。そんな記念すべき年に市で初となる大規模なラーメンイベントが、9月17日より開催されている。
『八街!激うま!ラーメン祭』(主催:八街!激うま!ラーメン祭/後援:八街市・八街商工会議所)と題されたイベント。「第1陣」は9月17日(土)〜19日(祝)、「第2陣」は23日(祝)〜25日(日)と、6日間にわたって開催。日本全国から人気ラーメン店16店舗が集結する。
今回のラーメンイベントは、地元八街の商工会議所の青年部が「ラーメンで町おこしを」と発案。人気ラーメン店主も賛同、市などの協力も得て、八街初となるラーメンイベントが実現するに至った。
市民の憩いの場である「けやきの森公園」(千葉県八街市八街ほ245)の広場には8軒のラーメン店が並び、お店の人気メニューやこのイベントのために作られた創作ラーメンなどを販売する。参加店は「第1陣」「第2陣」で入れ替わるので、合わせて16杯のラーメンを楽しめることとなる。
ラーメンイベントの楽しみ方は?
会場への入場は無料。ラーメンはいずれも一杯900円で、全店共通の食券を会場内の売場でまず購入する。参加店のラーメンが記載されたチラシを手に、食べるラーメンを決めたら各テントの前に並んで食券を渡す仕組みになっている。
今回出店しているラーメン店は、これまでのラーメンイベントで人気を博した精鋭揃いなので、調理や提供のスピードも速い。長い行列であってもそれほど待たずにラーメンを食べることが出来るだろう。
ラーメンを受け取ったら会場内にあるイートインスペースへ。400人は収容出来る巨大なテントスペースでラーメンを楽しんだ後は、会場内のゴミ回収所へ空の丼と割り箸を持っていけばOK。お腹に余裕があれば、違うラーメンを食べ比べてみるのもラーメンイベントならではの楽しみ方だ。
コロナ禍で出来なかった3年越しのイベント
実はこのイベントは、当初2020年の春に開催を予定していた。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の大流行によって開催を断念。3年越しでようやく開催が出来るようになった。
今回のイベントでは出店者全員に毎朝抗原検査を義務付けているほか、マスク着用での調理も行われている。また来場者にも入場時に手指消毒を要請している。コロナと共生する新しい時代のラーメンイベントのスタイルだ。
「ラーメンには町おこしのポテンシャルがある」
今回のイベントを企画運営するのは『大つけ麺博』など数々のラーメンイベントを手掛けてきた『株式会社ブルースモービル』(東京都港区西麻布1-7-9)。代表取締役社長の井上淳矢さんも自ら会場に張り付き、スタッフとして働いている。井上さんに今回のイベントの経緯を聞いた。
「八街商工会議所の青年部の皆さんが、地元八街をラーメンで盛り上げたいと、市内でラーメン店『元祖 肉玉そば越智』を営む越智雄一さんにご相談があって、越智さんから僕にご相談がありました。僕も千葉出身なのでラーメンで町おこしが出来るならと、越智さんや商工会議所青年部の皆さんと一緒に準備してきました。
何しろこういうイベントは八街で初めてなので、まずはどういうイベントなのかを八街市の方に丁寧にご説明してご理解頂き、ご協力頂けるようになりました。市内のあらゆるところにもポスターを貼らせて頂けて、町を挙げて応援して下さっているのを感じますね。
ラーメンには町おこしのポテンシャルを感じます。ラーメンは国民食と呼ばれるだけあって、嫌いな人はいないじゃないですか。会場にも老若男女、家族連れて来られている方も多いですし、皆さん喜んで下さっているので開催出来て良かったなと思っています。
こういうイベントは3年ぶりなのですが、この感じがすごく懐かしくてやっていて楽しいですね。来月からは『大つけ麺博』も始まりますし、やっとラーメンイベントがこうして出来るようになって嬉しいです。八街の皆さんや近隣の皆さんはぜひ『けやきの森公園』へ美味しいラーメンを食べに来て下さい」(株式会社ブルースモービル 代表取締役 井上淳矢さん)。
第1陣:9月17日(土)〜19日(祝)/第2陣:23日(祝)〜25日(日)
場所:けやきの森公園 特設会場
時間:午前10時30分〜夜8時(オーダーストップ)
入場無料 1杯900円(全店共通食券制)
公式HP:https://yachimata-ramen.jp/
公式SNS:https://twitter.com/ym_ramen
※写真は筆者によるものです(出典があるものを除く)。