【代々木八幡宮】かがり火が燃え、獅子が舞う真夜中の神社
2021年大晦日の深夜に「代々木八幡宮」へ。
神社からそう遠くないNHKでは紅白歌合戦が
終わったばかり(※NHKホールからの放送
ではありませんでしたが)。
耳の奥にまだ大泉洋の声が残響する中、
代々木八幡宮にはもう長い行列が。
でもみなさんマスク着用で静かに
待っていらっしゃいました。
渋谷の街なかでカウントダウン騒動の
報道がありましたが、それは「渋谷」の
ごく一部に過ぎませんからね。
大晦日深夜の気温は1度ほど。極寒の境内では
篝火(かがり火)が煌々と燃え盛っていました。
本殿前で火花を上げてパチパチ燃えるかがり火を
眺めているだけで心身があったまって癒されます。
年をまたぐ1月1日午前零時前には
ドドンと太鼓が鳴り獅子舞が始まりました!
獅子舞の中のひとの身体が妙に柔らかい?!
獅子の見事な開脚!!
――からの、みかんをパクっとかぶりつく芸!
神楽殿では地元のお囃子会によるお囃子も演じられ、新年の祝祭気分が盛り上がります
本殿に続く参道には参拝を待つ長い行列が見られましたが、みなさん マナーは完璧。
コロナ禍のため去年に続いて鈴緒はなく
鈴を鳴らさずに参拝。
本殿は行列でしたが、本殿右奥の「稲荷社」「天神社」「白山社」は案外すっと参拝できました。
参拝客には代々木八幡宮の氏子青年会から
甘酒が無料でふるまわれていました。
コロナ禍前までは特製のあったかい甘酒が
提供されていましたが、去年と今年は
缶入りの甘酒を提供しているそうです。
代々木八幡宮のお膝元に20年以上暮らしつつ
初めて大晦日の深夜に参拝に行きましたが
普段の雰囲気と全然違っていて
気持ちが高揚しました!
帰宅した後も、かがり火の心地よい
薪の残り香が髪からほのかに香り、
パチパチ燃える神聖な炎のぬくもりを
感じながら眠りに就きました。
2022年こそ コロナ禍が終息して
神社でいつも通り行事が行われることを
せつに祈っております。
みなさまにとって今年が素敵な年になりますように!
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