【川越市】新たな名店が誕生! 一番街沿いに至高のひつまぶしが食べられる「うなぎ傳米」がオープン!
2021年11月22日、一番街沿いに新たにうなぎのお店「うなぎ傳米(でんべい)」がオープンしました。私はひつまぶしをいただきましたが、それがとても美味しく、至高の逸品といえる味でした。今回は、お店の店長さんとスタッフの方のお話とともに、その「うなぎ傳米」を紹介します。
歴史情緒あふれる店舗
「うなぎ傳米」は川越観光の中心・一番街沿いにあります。
まずは基本情報から。「うなぎ傳米」は川越市仲町にあるうなぎ屋さん「うなぎ林屋」の姉妹店とのこと。母体の「林屋」はうなぎや鮎(あゆ)の養殖を手掛け、川魚の製造・販売をしている会社だそうです。
続いて店内の様子です。
スタッフの方によると、「この建物は古くは薬屋さんで、直近はそれほど大きな規模の商業あるいは観光施設ではなかったと聞いています」とのこと。店内は歴史情緒あふれる空間が広がっています。
そしてメニューをチェックです。
悩みましたが今回はひつまぶしを注文しました。
四度美味しいひつまぶし
素敵な空間に時間の経過を忘れたのか、ひつまぶしの登場は早く感じました。さぁ、ご対面です。
メニューによると、こちらのひつまぶしは「①そのままで」「②薬味を加えて」「③とろろをかけて」「④お出汁を加えて」という四通りの食べ方を楽しめるとのことです。もちろん、私もそのようにいただきました。
まず、やはりうなぎが美味しく、「備長炭で丁寧に焼き上げていて、パリッとした皮もご好評をいただいています」というスタッフの言葉に納得でした。そして、とくに私の印象に残ったのが「③とろろをかけて」です。店主さんに伺ったところ、「これは和食を学んだ料理長の発案です。もともと和食ではうなぎととろろは合うとされていて、それをひつまぶしに活かしました」とのことです。
いやぁ、これは至高の美味しさです。きっとうな重も美味しいに違いありません。
最新のシステムを導入
結論からいうと、こちらの「うなぎ傳米」はぜひ足を運んでいただきたいお店なのですが、その理由の一つには客として訪れる私たちのために、さまざまな工夫が施してあることも挙げられます。
例えば店頭ではお持ち帰りできるお弁当の他に、ミニうな飯や肝焼きなどの軽食感覚で食べられるうなぎ料理が販売されています。
これらは店舗内とは別の会計システムが導入されていて、店頭の自動販売機から購入可能となっています。
もう一つはお店での食事の予約についてです。オープン直後の現状、お店の事前予約は平日のみとなっています。私はむしろ多くの人が訪れるであろう週末を事前予約にするほうが一般的なように感じたので、その理由を店長さんに聞いたところ、「確かに週末のほうがより多くのお客様にお越しいただいていますが、前日以前の予約を取ると、美味しそうな匂いに誘われてうなぎを食べたくなった方に対応できなくなってしまうので……」とのことでした。
なるほど、素敵な発想です。なお、週末を含めた当日予約については最新のシステムを導入していて、予約をして順番がくるとスマホにお知らせが届くようになっているそう。つまり、うなぎを待っているあいだ、ゆっくりと川越散策を楽しめるということです。
歴史情緒あふれる建物と最新の予約システムのハイブリッド。やはり、「うなぎ傳米」は素晴らしいお店です。
【店舗情報】
- 店名/うなぎ傳米
- 住所/ 埼玉県川越市幸町1-10
- 電話番号/049-227-9998 ※運営母体「林屋」公式サイト内における「うなぎ傳米」のオープンのお知らせはこちら