無印良品の防災用品。意外に便利でちょっとお洒落な蛇口付き水タンクを使用レポ
今回ご紹介するのは無印良品の水タンクです。まずは無印良品公式による商品情報から。
ポリエチレン 水タンク 12L 蛇口付き 2,490円(税込)
原産国・地域:日本
仕様・混率:ポリエチレン
外寸:約幅16×奥38×高さ38cm
重量:約820g
部材ごとの素材・構造:PE:本体、大キャップ、中栓 PP:小キャップ、ウォーターコック
商品情報は以上です。購入してきた無印の水タンクがこちら。
お洒落な雰囲気の水タンク。表面に水マークがあり、口は大キャップと小キャップの2か所があります。
上から見てみます。持ち手は太めでしっかりとしています。角が丸まっているので手に優しいつくり。
左右から見てみます。
底面積が小さい為、一見バランスが悪そうに見えるつくりの無印の水タンク。
しかしこれには理由があるんです。その理由は少しだけあとで説明するとしてまずは水を入れる大キャップを開けてみます。
大キャップを外すと中栓があります。中栓を外すとタンクの中に使用説明書と保証書、ウォーターコックが入っていました。ウォーターコックは小キャップを外して代わりに取り付ける仕様。
さっそく水を入れて使ってみます。
大キャップと中栓を外して水を入れたら、中栓と大キャップを再び取り付けます。平らで安定した場所にタンクを置いたら、小キャップを開けウォーターコックを取り付けます。
栓が「閉」になっているのを確認したら水タンクを傾けます。
底面積が少なめでバランスが悪そうなつくりをしていたのは、このようにタンクの方向を変え用途に応じて底面が変わる仕組みになっているからなんです。面白いアイデアですよね。ウォーターコックの部分が設置面より外に出た状態にします。
ウォーターコックの口にかぶさっているキャップを外し、コップなどを用意してから栓を「開」にひねります。
すると気持ちい良い勢いで水が出てきます。止めたいときは栓を閉め、口にキャップをかぶせてからウォーターコックの方向を上向きにしておくのが良さそう。
しばらく使わない場合は水タンクの方向を変え、破損防止のためにウォーターコックを小キャップに換えておきます。
使用してみてちょっとだけ不便に感じたのが「開」と「閉」が白文字で見えずらいところ。電気のない暗い場所で実際に使用することを考えたら、目立つシールを貼るか何かしら目印をつけておいた方が良さそうです。
水タンク表面の水マークの凸凹はスタッキング用。横にしていくつか重ねておくことが出来ます。頑丈なつくりなので重ねて置いても放置していても安心感があります。タンクの色はホワイトグレーなので普段から無印良品の商品が好きでファイルボックスなどを置いている方は部屋に馴染みやすいかもしれません。形は大きめですがインテリアとしても使えそうです。
防災用品としての水タンクは無印良品だけでなく、様々なメーカーが便利なものを作っています。同じようにウォーターコックがついている水タンクでも折りたためる商品もありますし、軽いものもあります。色々なメーカーの商品と比べてみたうえで、重さや機能、強度やデザイン性などで自分にあった水タンクを探してみてくださいね。
他にも便利な防災グッズとして無印良品の商品ではありませんが、電池なしで30秒振るだけで20分点灯するという防災ライトも面白いです。官公庁や自衛隊などへの納入実績のある優れモノです。
商品情報
無印良品 ポリエチレン 水タンク 12L 蛇口付き 2,490円(税込)