110円で15分間の幸せ!ダイソーのキティちゃん瞬間冷却パックを検証、開封して仕組みも調べてみました
すっかり暑くなってきましたね。暑い日に便利なのが瞬間冷却パック。ダイソーでシナモロール、ハローキティ、クロミの可愛い瞬間冷却パックがあったので買ってきました。
今回は、キティちゃんの瞬間冷却パックを中心に、本当に温度が下がるのかを検証してみたいと思います。
パッケージ裏に使用方法が書かれています。
キティちゃんの瞬間冷却パックを取り出してみました。パッケージと同じ涼しげで可愛いイラストです。
瞬間冷却パックを取り出した状態で温度を測ってみると23.9度。
ちょっと心が痛みますが、瞬間冷却パックを叩いて冷却効果を発動させます。キティちゃんごめんなさい。
瞬間冷却パックを叩いて、軽く振った後に測ってみると13.9度。わずか10秒ほどの間で10度も下がっています!
パッケージに冷却時間は約15分持続と書いてあったので、15分後に再度測ってみます。
15分後は、なんと11度。さらに温度が低下していました。
1時間後に測ってみると17.3度。15分後の時よりは温度が上がっていますが、それでも瞬間冷却する前の23.9度よりは5度以上低くなっています。
これは机上の実験で、実際に体を冷やしながら使うともっと早く温度が上がってしまいますが、少なくとも瞬間冷却パックが本当に温度を下げることは確認できたと思います。
動画では、もう少し細かく検証しています。
瞬間冷却パックが本当に温度を下げることは確認できましたが、仕組みも気になりますよね。
瞬間冷却パックの裏には「開封しない」と注意書きがありますが、今回は仕組みを考えるために開封してみます。注意書きのそばにある「内容成分」表示に尿素、水と書かれています。尿素は保湿効果があり、化粧水などにも使われますが、高濃度な尿素に触れると炎症を起こしたりするので安易に真似はしないで下さい。
キティちゃんは使ってしまったのでシナモロールの瞬間冷却パックを開封します。
直接触れないように手袋をしながら開けると、中には水のパックと白い粉、尿素が入っています。
尿素をカップに入れて温度を測ると25.9度。
パックに入っていた水を流し込んで混ぜます。瞬間冷却パックでは、叩くことで水のパックを破っています。
温度を測ってみると8.1度。
尿素と水の吸熱反応ってスゴイですよね。先ほど記事の中で安易に真似はしないで下さいと書きましたが、園芸店などで売られている尿素を使って冷却パックを自作する方法もあります。ネットでも化学系のサイトなどで紹介されているので、興味のある方はチェックしてみて下さいね。
商品情報
ダイソー 瞬間冷却パック ハローキティ 110円(税込)