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元阪神のボーア、8打席目の初ヒットが初アーチ チームは大勝で首位タイに浮上<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
韓国初アーチを放ったボーア(写真:LGツインズ)

11日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

LGツインズ-SSGランダーズ(チャムシル)はLGが12-5で大勝。序盤から打線が活発なLGは、4回を終わって先発打者のうち8人がヒットを記録。5回2死で唯一無安打の4番ジャスティン・ボーア選手に打順が回りました。

ボーア選手はカウント2-1の4球目、SSGの2番手チョン・ヨンイル投手の直球をとらえ、右中間スタンドへソロホームラン。KBOリーグ8打席目での初ヒットがホームランとなりました。

ベンチに戻り「サイレントトリートメント」の洗礼を受けたボーア選手は、キャプテンのキム・ヒョンス選手の抱擁をきっかけに、ナインから祝福されています。

17安打のLGは東京オリンピックに出場のキム・ヒョンス選手が先制の13号2ランを含む2安打3打点、オ・ジファン選手も2安打2打点を記録しました。2位のLGは4連勝で、首位KTウィズが4連敗したため同率首位に並んでいます。

◆「期待の24歳外野手、飲酒運転で退団へ」

キウムヒーローズは8日午後に飲酒運転で摘発されたソン・ウヒョン外野手を、ウエーバー公示申請したと発表しました。ソン・ウヒョン外野手は免許取り消し相当の飲酒をした状態で運転し逆走。街路樹に衝突し警察に任意同行したとのことです。ソン・ウヒョン外野手はプロ6年目の昨季一軍出場を果たし、今季は主に6番に座り69試合に出場、打率2割9分6厘、3本塁打、42打点を記録していました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

LGツインズとの2軍戦に2番センターで先発出場。4打数無安打2三振でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇8月11日(水)の結果

・LG 12 - 5 SSG(チャムシル)

 勝:スアレス

 敗:オ ウォンソク

・キウム 4 - 1 KT(コチョク)

 勝:チェ ウォンテ

 敗:ソ ヒョンジュン

・サムスン 6 - 8 トゥサン(テグ)

 勝:キム ミョンシン

 敗:イ スンヒョン

・KIA 7 - 7 ハンファ(クァンジュ)

 勝:

 敗:

・NC 4 - 5 ロッテ(チャンウォン)

 勝:フランコ

 敗:ソン ミョンギ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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