いつになったら涼しくなるのか
きょう(10日)は群馬県桐生市などで35度を超え、全国では5日ぶりに猛暑日となりました。じわじわと暑さが戻ってきたようです。
この先、少なくとも一週間は全国的に残暑が厳しく、30度~35度くらいの暑さが続くでしょう。さらに、秋分の日(23日)頃まで、暑さは収まらない可能性があります。
東京の真夏日は78日目
いつまで続くのかと思うほど、今年は暑さがほぼ途切れなく続いています。東京の真夏日(日最高気温30度以上の日)は通算で78日(9月10日まで)となり、これまで最も多かった2010年の71日を大幅に上回っています。また、那覇と比べても、あまり差がないのが特徴です。
暑さ寒さも彼岸まで
この頃になると「暑さ寒さも彼岸まで」と言われます。どんなに暑くても寒くても、お彼岸を過ぎれば収まるという意味です。
本当にお彼岸になると涼しくなるのか、30度以上の真夏日になった割合を日ごとに示してみました。
東京の場合、9月初めは2日に1度の割合で真夏日になりますが、9月下旬になると10日に1度の割合になることがわかります。
今年はどうかというと、この先の気温の予想ではズラリと30度以上の数字が並んでいます。9月半ばというのにこの暑さ、季節の感覚がずれてしまいそうです。
【参考資料】
気象庁:1か月予報(9/9~10/8)、2023年9月7日発表