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【神楽坂駅で「もうすぐ日本橋だね」と言う子供】5駅も離れてるのになぜ…?

中山少年エッセイ作家

駅のホームで電車を待っていたら…

地下鉄駅のホームで電車を待っていた時のこと「もうすぐ日本橋だね!」という子供の声が聞こえてビックリしました。なぜなら電車を待っていたその駅は東西線の「神楽坂駅」で、日本橋駅とは5駅も離れた遠い駅だったのです。

なぜそんな発言をしたのか不思議に思って、そのお子様の方を見てみると、男の子はお母さんと一緒にホームで電車を待っていたのですが…『柱に貼られた縦長の路線図に立ち並んで、路線図の駅名を身長測定器のメモリのように見立てて身長を測っていたのでした!』

路線図を測定器のように見立てて!

「もうすぐ日本橋だね」と言っていたのは、身長がもうすぐ路線図の日本橋駅の所に届きそう!という意味だった事に気付いてビックリ。そして、「日本橋にはアイスの美味しいお店があるから、日本橋を超えたら食べに行こうね!」とお母さんが言うと男の子は嬉しそうで、身長が伸びる楽しみを用意してくれるお母さんの優しさにほっこり。

そんな親子に出会えて電車の待ち時間が“すごく楽しい時間”になったので記事にしてみました。日常の思いがけない小さな所にも、あっと驚く発見が隠れているモノだなぁと改めて気が付きました。

エッセイ作家

日常の漫画を描いてる中山少年です。インスタグラムのフォロワー10万人! 「心の洗浄機」「心へのほっこり電子レンジ」とも呼ばれる作品であなたに癒しをお届け致します(^^)

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