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イラン核合意を導いた人脈という名のソフトパワー

高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

7月17日に6大国とイランの間で同国の核開発をめぐる包括的な合意が結ばれた。これでイランの核をめぐる軍事衝突の危機が劇的に低下した。また、この合意は、1980年のテヘランでのアメリカ大使館人質事件以来断絶しているイランとアメリカの外交関係を改善させる大きな一歩といえる。ワシントンから見れば、オバマ政権発足以来の粘り強い外交の成果といえる。

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国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

国際情勢をわかる言葉で、まず自分自身に語りたいと思っています。北九州で生まれ育ち、大阪とニューヨークで勉強し、クウェートでの滞在経験もあります。アメリカで中東を研究した日本人という三つの視点を大切にしています。映像メディアに深い不信感を抱きながらも、放送大学ではテレビで講義をするという矛盾した存在です。及ばないながらも努力を続け、その過程を読者の皆様と共有できればと希求しています。

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