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【京都市西京区】駅前にオープンした夜遅くに突然開くアサイーボウルの店が若い女性たちに大人気の理由は何

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

阪急上桂駅東口の目の前で夜遅くになると突然開店するスイーツらしき店が若い女性たちの間で話題になっています。京都の街中とは違って人通りも少なくなってくる夜遅くからいったい何の店やろうと気になっていたのですが、2024年10月16日も夜9時過ぎにも営業をされていました。

昼間は焼き鳥や唐揚げなどのテイクアウトが地元の人たちに評判の「鶏の匠」さんの店舗です。昼間とは打って変わってカラフルなノボリや看板が出されていました。「美容と健康の美人ごはん アサイーボウル」とあります。そうなんです、焼き鳥の営業が終了する午後8時を過ぎると徐々に模様替えされる「夜sweets モグ」では、ハワイで人気のアサイーボールとグリークヨーグルト、ピタヤボウルを販売しています。

テイクアウトとイートインも可能です。鶏の匠や向日町と伏見区で雷屋も経営する村西宏幸オーナーに伺うと、「アサイーボウルは、何年か前に流行してから時を経て、2024年上半期のZ世代のトレンドランキングでダントツ1位、2024年秋の高校生最新トレンドランキングでも1位を獲得して、特に若い女性たちの間で大流行している」のだそうです。

アサイーボールを実食してみました。アサイーをベースにマンゴーやいちご、バナナ、ブルーベリーとフルーツがてんこ盛り、グラノラやココナッツのかりっと食感も加わってこれは美味。見た目もカラフルで、確かに女子たちに喜ばれるのも納得です。

この日も夜遅くにも関わらず、近くの女子高生や学生さんたちが自転車で訪れたり、駅を降りた若いオフィスワーカーが立ち寄ったりとひっきりなしに女子たちが訪れテイクアウトしていました。聞いてみると「ヘルシーで美味しいし」、「SNS映えがよいんよ」、「仕事帰りや呑みの帰りの〆にはラーメン辞めて今はこれやね」と口々に話していました。

アサイーはブラジル原産のヤシ科の果実で、ポリフェノールの一種であるアントシアニンという抗酸化物質が多く含まれているといわれます。アマゾンの先住民が過酷な環境下で生き抜くために食べたと言われていて、栄養素の高いミラクルフルーツとも呼ばれているのだそうです。

現在、あまりの人気のためにアサイーは各地で入手困難が続いているようですが、この10月1日からオープンしたばかりの「夜sweets モグ」では、以前からの取引があり、安定価格で確保できているので、しっかり提供ができるようです。一度足を運んでみられてはいかがでしょうか!

「夜sweets モグ」(外部リンク)京都市西京区上桂松尾鈴川町OSビル1階

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。京都西山郷土史研究家。FMおとくに86.2Radio BoozeK 「京都西山サイコー」パーソナリティー。四国から大阪の元地方紙記者。京都の観光ガイドをしながら京都時空観光案内2025(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全23巻や「やさぐれ坊主京を創る・前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)、「桂女恋唄・京都西山山麓西岡36人衆の物語」をはじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。竹の街京都から発信します。

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