【神楽坂】dacō×I'm donut?の複合店オープン 店舗限定ナポリドーナツのお味は?
福岡発祥の大人気ベーカリー、アマムダコタンのセカンドブランド、「dacō」と行列の絶えないドーナツ専門店「I'm donut?」が2024年の12月14日にオープンしました。
dacōとI'm donut?がかけ合わさった業態は中目黒店とこの神楽坂店だけ。1店舗で2度おいしいのは嬉しいですよね。
行列はいかほど? 開店と同時の入店が吉
場所は都営大江戸線の牛込神楽坂駅のA3出口から出た飲食店が並ぶ通り沿いにあります。目印のファミリーマートが隣にあるのですぐ見つけられました。東西線の神楽坂駅との中間地点にお店があるようです。
行列を想定してるのか、dacōの前は広く場所を取ってあるのが特徴です。お店側としてはこのベンチの円に沿ってぐるっと列をつくって欲しいそう。
dacōやアイムドーナツといえば行列必須。10時開店でちょうど10時に到着、前には10人ほどの行列がありました。この後さらに増えていったので開店前か同時の入店がおすすめ。30分ほどで買うことができました。
「今日は並んでない方」と言ってる人がいたのでこの日はたまたまラッキーだったのかもしれません。
ただしdacōのパンはほぼ陳列されず 両方欲しければ11時入店が○
筆者はdacōとI'm donuts?の両方手に入ることにとてもウキウキしていたのですが、開店と同時にdacōのパンはほとんど購入することができませんでした。
唯一陳列されていたのはこちらの4種類のみ。チーズジャンキー、塩パン、あんぱん、生メロンパンです。この翌日からはdacōとI'm donuts?が両方11時から販売されていました。
グレーを基調としたキッチン兼カフェスペース
行列の間はキッチンがぐるっと見渡せるようになっていて、神楽坂店限定のナポリドーナツを生成する工程が拝めました。他にもこんがりあがったドーナツが順番を控えてて店内にはパンの優しくて甘い香りが立ち込めています。
店内はカウンター席が7.8席ほどと奥にテーブル席がありました。テーブル席が人気で既に朝食を楽しんでいる人たちがいました。キッチンがこんなにオープンで客席との境目がないベーカリーも珍しい。出来立てをすぐに並べてお客さんに届ける使命感のようなものをお店の作りから感じ取れます。
神楽坂店限定のナポリドーナツは売り切れ タイミングが合えば購入可
神楽坂店でしか味わえないナポリドーナツはすでに売り切れ。しかし店内で常に焼き上げているので、出来上がりのタイミングが合えば陳列される前でも追加することができました。1人1個までしか購入ができないので激レア商品です。
これからは生ドーナツが新たなスタンダード? 新食感のとりこに
生ドーナツの発祥は言わずもがな、アイムドーナツ。高加水のブリオッシュ生地を揚げてかり、ふわ、もちの食感全てを体現したものを「生ドーナツ」と名付けたそうです。ポットキャストに出演されてたインタビューによると「これがドーナツの新しいスタンダードだ」という意味合いを込めて「I'm donut?」(これってドーナツだよね?)とネーミングしたのだとか。
お水の代わりに氷を使用しており、牛乳多めの成分で作られているブリオッシュ生地を揚げたドーナツ。確かに今まで味わったことのない濃厚さとサクフワ食感です。既存のドーナツとは言い難い、けどどこか懐かしい味わいも感じる奇跡のドーナツなのです。
常温のドーナツは当時全部で9種類。全種類制覇したいぐらいどれも魅力的です。
クリームが中に入っている冷蔵タイプのドーナツは全部で4種類ありました。これは全種類購入。こぶりなフォルムがキュートすぎて思わず見惚れてしまいます。
会計はキャッシュレス対応のみ
店頭にあった通り、お会計は現金NG。少しでもお客さんの流れをスムーズにするためでしょうか。クレジットカードや交通系IC、バーコード決済が中心でした。
ドリンクの種類も豊富にあり、カフェとしての利用も十分にできます。八乙茶の抹茶ラテはほうじ茶ラテ、気になります。
テイクアウト用のバッグは紙袋50円、ビニール袋30円でやはりI'mdonut?といえばこちらの・・・
キュートなスケルトンタイプのビニールバッグ。箱の大きさ、ビニール袋の大きさも全て緻密に設計されているように見られます。箱が2つ重なるとより?が強調されてなんとも可愛い。「?」だけで目を惹きつけるブランディングって驚異。
たくさん買ったけど1つが軽くて小ぶりなのでペロリ 話題のナポリドーナツは?
冷蔵と常温に分けて箱入れしてくれました。小さい丸い紙で区分けされているところに心遣いが感じられます。
開店直後でも入手困難だったナポリドーナツ。元イタリアンだった平子シェフがピザを焼くノウハウをなんとドーナツに落とし込んだ名作。
ブリオッシュ生地を特注のピザ窯で高温で一気に焼いた前代未聞のドーナツです。店頭でもひたすらこれを作っていました。焼き加減がまさにピザ生地の周りの部分です。
この香ばしい焼き目は火入れの時間や温度を繊細に調節することで生まれるそうです。
食べてみると、もちっとしているけれど糖衣をまとってるのでさくほろの食感もあり、人生初めて食べる味でした。生地は石窯ピザまんまなのでピザソースとチーズのかかった新いタイプのピザドーナツが出たら面白そう(即買います)
1人1個までの貴重な一品、味わって食べました。
隣の抹茶ドーナツは本格的な味わいの抹茶がたっぷりかかっていて、軽い生地と共に口の中で溶けていきました。(個人的に中の抹茶クリームを期待)
まさにベーカリー界のエンターテインメント
dacōがほとんど買えなったのは残念ですが、それでもドーナツが豊富に揃って限定商品も購入できたので満足した購入体験でした。dacōとI'm donut?を両方楽しみたい私のような欲張りさんには絶対におすすめしたい店舗です。
dacō?神楽坂
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6丁目67−1 1F
https://www.instagram.com/daco.pan/