“現在”を魅せる!『Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2014 smart』
6月にリリースした3枚目のアルバム『smart』をひっさげ、8月にスタートした『Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2014 smart』が、13日の横浜アリーナで最終日を迎えたHey!Say!JUMP。13日の昼公演を取材。MC中には公開記者会見も行われた。
「もうすぐ僕たちデビュー8年目になるんですよね」「なんだろ、8年目なのにこのフレッシュ感は(笑)?」「いつまでもフレッシュでいこうよ!」
公演中の公開記者会見でメンバーたちが話していたように、着実にキャリアを重ね、スキルアップしつつも、フレッシュさを失わないHey!Say!JUMP。今回の横浜アリーナ3daysで同所での観客動員数が100万人を突破し、さらに現役アーティストとしては最多となる横浜アリーナ史上最多の 44days 69公演 1,035,000人動員を達成した。デビュー発表の会場も同所だったHey!Say!JUMPには、ゆかりの深い会場でもある。
メンバー全員が20代になっただけあってか、今回のライブは 持ち前の爽やかさに加えて、大人っぽさも増してきたHey!Say!JUMPの“現在”を満喫させてくれるものだった。
1曲目の『Ready Go』から一気にたたみかけ、キレのいいダンスを見せながら花道を移動して中央ステージ、後方ステージへと移動していくスタートダッシュから、エネルギッシュでパワフル! 正面ステージや縦横の長い花道いっぱいに9人が広がっても、集まって踊っても、9人という人数ならではのダンスの迫力と醍醐味を常に味わわせてくれるのだ。音楽的にもキャラクター的にもそれぞれの個性がはっきりとしていきつつ、なおかつ9人揃ったときの一体感が強まっていくからこそ生まれる力の大きさに圧倒されるのが快感。JUMPらしい明るいポップなナンバーでも魅せる一方、終盤の『FOREVER』『Come Backe…?』『僕はVampire』と続く楽曲で見せたハードで大人っぽい一面もまた魅力。可愛らしさと大人っぽさ。どちらも彼らの魅力だが、同時にこの2つのギャップもまた、現在のHey!Say!JUMPならではの魅力と言わずにいられない。
知念侑李、中島裕翔、薮宏太の〈ナイトスタイルピーポー〉によるノリのいい『Super Super Night』、山田涼介、高木雄也、八乙女光による〈怪盗y-ELLOW-voice〉の遊び心のある導入からの演出がセクシーを増幅する『Yes!』、岡本圭人、有岡大貴、伊野尾慧の〈愛追I隊〉のコミカルな『Oh!アイドル!』など、グループ内の3人ユニットも それぞれのカラーで楽しませるなど、メリハリもたっぷり。アイドルとしてもアーティストとしても楽しませてくれる濃密な2時間半だった。
MC中には 山田涼介が主演する映画『暗殺教室』(2015年3月21日公開)の劇中ビジュアルも初公開。さらに、秋クールの連続ドラマには 知念が『地獄先生ぬ〜べ〜』、岡本が『ファーストクラス』に出演。Hey!Say!JUMPとジャニーズWESTから交互に週替わりで3人ずつ登場するバラエティ番組『リトルトーキョーライブ〜みんなで作るいっぱいいっぱい生放送〜』もスタート。Hey!Say!JUMPから眼が離せなくなりそうだ。
【Hey!Say!JUMP smart LIVE TOUR 2014】セットリスト
Overture
1 Ready Go
2 Come On A My House
3 SUPER DELICATE
4 Beat Line
5 OUR FUTURE
Hey!Say!BEST
6 a スクールデイズ
b Score
Hey!Say!7
7 Just For You
8 RELOAD
9 Ride With Me
10 瞳のスクリーン
11 OVER
12 Candle
13 Super Super Night〈ナイトスタイルピーポー〉
14 愛すればもっとハッピーライフ
15 School Girl
16 ウィークエンダー
〈MC〉
17 明日へのYELL
18 Drum inter
19 コンパスローズ
20 Dash!!
21 Magic Power
22 Yes!〈怪盗y-ELLOW-voice〉
23 Oh!アイドル!〈愛追I隊〉
24 FOREVER
25 Come Back…?
26 僕はVampire
27 Dreams come true
28 Ultre Music Power
29 明日へのYELL
ENCORE
EC1 AinoArika
EC2 サム&ピンキー
EC3 スクール革命