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【倉敷市】9/15公開の話題の映画。上映前にロケ地へ先回りしました

倉敷そだち地域情報発信クリエイター(倉敷市)

菅田将暉演じる久能整(くのう ととのう)が事件の謎を解き明かしながら登場人物の悩みも解決する新しいタイプのミステリー『ミステリと言う勿れ』。9月15日には映画が公開されます。倉敷市でも撮影があったので、公開前に実際にロケ地へ訪れました。

パネル展

ロケ地の前に、パネル展を紹介します。児島駅と倉敷館観光案内所2階では、ロケのパネル展を開催中です。

児島駅のほうへ行きました。登場人物やロケのようすを納めた写真が展示されています。

写真奥(右から1枚目)のパネルは撮影禁止でした
写真奥(右から1枚目)のパネルは撮影禁止でした

ロケ地巡りをする場合は、パネル展も見に行ってみては。

ロケ地

倉敷市で撮影が行われた場所を2か所紹介します。

旧野﨑家住宅

映画の舞台は広島県ですが、物語のなかに登場する「狩集家」のお屋敷として「旧野﨑家住宅」で撮影が行われました。映画の予告にも住宅が映っているので、とても重要な場所になっている気がします。

旧野﨑家住宅の外観
旧野﨑家住宅の外観

では、なかに入りましょう。門をくぐると広い大きな建物やずらずらっと並ぶ蔵が目に入ります。

敷地面積は約3000坪建物延床面積は1000坪近くあるそうです。桁違いの広さですよね。これほど立派なのに、民家なんですって。天保から嘉永年間に次々と築いたそうです。

野﨑家が何で財を成したかというと、製塩業と新田開発です。

製塩業で使っていた溜石(ためいし)
製塩業で使っていた溜石(ためいし)

中庭も立派です。庭内には茶室が3席もあります。

映画には登場しそうにないですが、筆者は台所に感動しました。広い台所には、恐らく当時は画期的だった石の冷蔵庫まであります。

大きな釜もあります
大きな釜もあります

ワッフルメーカーもありました。昔の道具を、実際に使っていた場所で展示しているのは本当に貴重ですよね。

筆者は台所が一番のお気に入りですが、見どころのひとつ、「中座敷」は外せません。野﨑家の住まいの中心としていた主屋で、中座敷から向座敷まで9つの座敷が連なっています。

その長さは42メートル。映画予告にこの中座敷っぽい場所が映っているので、ロケ地巡りでは必見の場所になるはず。

施設の入り口付近には映画の出演者のサインが飾ってありました。ファンの方はぜひ見てくださいね。

沙美海岸

倉敷市玉島にある「沙美海岸」もロケ地になっているようです。沙美海岸は日本最古の海水浴場で、今でも夏には海水浴を楽しむひとで賑わいます。

2021年1月撮影
2021年1月撮影

どのようなシーンで登場するのでしょうか。楽しみですね。

2021年1月撮影
2021年1月撮影

映画を観てロケ地巡りを

倉敷市もロケ地となった映画『ミステリと言う勿れ』の公開は9月15日です。映画を観た後は、ロケ地を巡って映画のワンシーンを思い出してみては。

<詳細情報>
旧野﨑家住宅
住所   :岡山県倉敷市児島味野1-11-19
電話   :086-472-2001
営業時間:9:00~16:30(閉門17:00)
休館日 :月曜日(祝祭日は翌日休み)、12月25日~1月1日
入館料 :大人500円、小中学生300円(小中学生・高校生は、土日祝は無料)
駐車場 :普通車36台、バス5台
URL   :HP

<詳細情報>
沙美海岸
住所   :岡山県倉敷市玉島黒崎
電話   :086-522-8114(玉島支所産業課)
駐車場 :150台
URL  :HP

地域情報発信クリエイター(倉敷市)

地域コミュニティWebメディア「倉敷とことこ」ライター。 倉敷市在住、生粋の倉敷人です。メジャーからマイナーな情報まで、倉敷市の魅力をしっかりお伝えします。趣味は食べ歩きと旅行。大好きな愛犬と倉敷をめぐることも。

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