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24歳捕手が3打席連続弾 連敗を11で止める/白川140万円で15日間契約延長<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
ホームラン3本を放ったキム・ヒョンジュン(写真:NCダイノス/初報から差し替え)

21日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

NCダイノスの8番キム・ヒョンジュンがハンファイーグルス戦の5回、ライトに14号ソロ。6回にはレフトに15号3ラン、8回にもセンターバックスクリーンを越す16号ソロを放って3打席連続ホームランを記録した。

NCは24歳正捕手の5打点の活躍で8-2で勝利し、連敗を11で止めた。

キム・ヒョンジュンは打率2割1厘(規定打席未到達)だが、長打力を発揮。16本塁打は、リーグトップのマット・デビッドソン(元広島)の36本に次いでチーム2位をマークしている。

映像:キム・ヒョンジュンの3本のホームラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇8月21日(水)の結果

・LG 1 - 5 SSG(チャムシル)

 勝:エリアス

 敗:イム チャンギュ

・KT 5 - 0 キウム(スウォン)

 勝:ベンジャミン

 敗:デ・ヘスス

・ハンファ 2 - 8 NC(チョンジュ)

 勝:イ ヨンジュン

 敗:キム ドビン

・サムスン 2 - 5 トゥサン(ポハン)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:コナー

・KIA 6 - 5 ロッテ(クァンジュ)

 勝:チョン サンヒョン

 敗:キム サンス

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ヤン・ヒョンジョンが通算最多奪三振記録を更新」

KIAタイガースのヤン・ヒョンジョンがロッテジャイアンツ戦の3回表に、この日3つ目の三振を奪って通算奪三振を2049個に。歴代最多記録を更新した。これまでの記録はソン・ジンウ(元ハンファ)の2048個。

NPBの通算最多奪三振記録は金田正一の4490個、現役では岸孝之(楽天)の2114個がトップ。

ヤン・ヒョンジョンはこの日史上3人目の、10シーズン連続100奪三振も達成している。

◆「白川15日間契約延長」

トゥサンは代替外国人選手の白川恵翔投手(前四国IL・徳島-SSG)との15日間の契約延長を発表した。契約内容は140万円。当初契約の6週間の期限は8月20日に満了するも、故障中のブランドン・ワデル投手の復帰が遅れているため、延長に至った。

(関連記事:23歳の日本人投手が8回102球無失点の好投で4勝目を挙げる

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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