【富士市】糀で心と身体が満ちていく ノスタルジックな駅舎の中にある小さな糀店
こんにちは、Pillonピヨンです。
今日は富士市江尾にオープンしたこころみち糀店をご紹介します。
なんとかぼちゃんとコラボでオープン編・こんな商品あるよ編と続きで読むことができるのでお楽しみに。
7月14日に江尾駅駅舎の中にこころみち糀店はオープンしました。
こころみち糀店は、やまたか農場のオーナーご夫妻が営まれるお店で、土日祝日にだけオープンしています。お店をやりたい!からオープンにこぎつけるまでなんと4か月弱という早さ!
そのパワーはどこから溢れてくるのか…お店のロゴを見るとわかるような気がします。
お店のロゴはシンプルだけどとても奥が深いのです。こちらのロゴはパシュラールームのデザイナー三井佳奈さんによって生み出されました。オーナー高橋さんのお話を聞いて、やまたか農場の歴史をしっかり踏まえ、日本的なもので表現したいと感じたそうです。
まずココロで一番下に筆を落とし、カラダでもう一本上に、ミチルで三本目を落としたとき、富士山に見守られているやまたか農場が浮かんだそう。そこで富士山を末広がりの八の字に掛けて配置し、宝永山をちょこんとつけたら古くて新しいこころみち糀店のロゴが出来上がったのだそうです。
デザイナーの三井さんはこころみち糀店の甘酒や、糀じぇらーど、コシヒカリラガーのパッケージやお店のロゴを担当しています。取材当日お会いでき、お話を伺えたことは私にとってとても幸運でした。
甘酒の瓶のデザインは、オーナーの高橋さんから年に一度、それも半日だけお米の花が咲くという話を聞いて作ったのだそう。
その際三井さんは商品の名前を書き入れた方がいいのではないかと提案したそうです。しかし、高橋さんの「再利用したい気持ちになる瓶を」という思いを汲んで、そのまま再利用できるデザインを一緒に考えたのだそう。
瓶に描かれたお米の花はとても神秘的で、これを日常のこととして見ていた昔の人に思いを馳せてしまいます。
糀じぇらーども高橋さん、三井さんお二人の気持ちがこもったデザインです。こちらもひらめきが形になるまでをお話していただき、とても温かい気持ちになりました。
素敵でしょう?こころみち糀店を大切に思ってる雰囲気が伝わってくると思いませんか?たくさんだけどシンプルで、どれもあたたかい。こちらに登場する馬は、はるか昔 馬屋さんだった頃のやまたか農場を現わしています。おむすびはお二人を結び付けてくれたおむすびさやさんを現わしているのだそう。見ていると江尾に暮らし、富士市内につながりを持つ高橋さんご夫妻のお人柄まで伝わってくるよう。
最後にコシヒカリラガーです。こちらは高橋さんから渡された写真をヒントに描かれたそうです。今では手で稲刈りなど行われてはいませんが、昔あった江尾の景色を再現したいという高橋さんの思いを形にして、人物のいなかった田んぼに稲刈りする人を加えてみたのだそう。富士山や岳南電車も盛り込んで、お二人の満足のいくラベルに仕上がったということです。
どのデザインも素敵なエピソードを持って生まれてきています。どれも富士市に関係するものが使われていて、初めて話を聞いた私も”大切にしたい”と感じるほど。みんなが大切に思っているから、共鳴する人が集まってくるのだろうなと感じました。
ココロ・カラダ・ミチルで、こころみち糀店。高橋さんの気持ちがそのまま店名になっています。「心も身体も甘酒を飲むと満ちていく」そんなお店を目指していると高橋さんは言います。
お店の外のテントで糀オレンジをいただきました。うん!心も身体も満ちてきます。オレンジの酸味を甘糀が柔らかく包んで飲みやすい。おいしい!
他にも書きたいことがたくさんあるのですが、商品の紹介などはかぼちゃんにバトンタッチしたいと思います。お楽しみに!
*後編はお盆くらいになる予定です。
こころみち糀店
所在地 岳南鉄道江尾駅駅舎内
(江尾駅 富士市江尾143-2)
営業日 土、日、祝日(繁忙期の営業はInstagramで確認)
営業時間 11:00-15:00
連絡先 問い合わせはDMでお願いします。
※回答までにお時間をいただくこともございます
Instagram
駐車場は駅の駐車場を利用してください