【広島市】串焼き屋がオムライス始めました。牛タンごろごろ入ったデミグラスの赤orホワイトソースの白
普段は串焼き屋として営業する「串焼 狄(てき)」。
まん防明けの3月上旬から提供し始めたのが、ランチ限定の「牛タンオムライス」1,000円(税込)。
ひっそりと佇むホワイトボードに貼られた「串焼き屋がオムライス始めます。」のチラシ。
その下には「本日 赤」の文字。
どうやらこちらのオムライス、デミグラスソースの「赤」とホワイトソースの「白」を週替わりで提供されているらしい。
ひっそりすぎて本当にやっているのか不安になるけど、なんだか魅力を感じ、吸い込まれるように店内へ。
入店すると、優しそうな男性店主が出迎えてくれた。
店内は焼鳥店らしからぬ雰囲気で
奥に長く、少しカーブがかったカウンターが目を引く。
入口付近には6名用のテーブル席もあり。
お冷はセルフで、お水を注いでから席につく。
メニューは一択なので注文を聞かれることもなく、店主は調理開始。
間もなくして到着したデミグラスソースのオムライス。
見た目でも分かるほど、牛タンがごろごろと入っている。
上には粉チーズがかかっていて美しい。
たっぷりとかかったデミグラスソースは甘味と酸味のバランスがちょうどよく、コクがしっかりと感じられてとても美味しい。
牛タンも柔らかい!
串焼きで使う牛タンの端切れを使用しているそうだが、そうとは感じさせないほど大きいサイズのものがごろごろと!
卵はふんわりとろとろ仕上げで口当たりがいい。
ケチャップライスは他の素材の味を邪魔しないためか具材はなく、ほんのりケチャップが感じられる程度の味付け。
仕上げにかけられた粉チーズが味を引き締め、いい働きをしている。
トータルしてバランスのいいオムライス。
ランチセットには、野菜スープとサラダがついてくるが、
サラダにもフレーク状のチキンがのっており、串焼き屋の片鱗を感じる。
訪問した日はデミグラスソースの「赤」だったが、
週替わりで変更するそうで、3/28(月)からはホワイトソースの「白」が提供される。
こうなると「白」も気になる・・・!
ちなみに、通常サイズで私はしっかり満足できたが、大盛りは店主に応相談。
優しい店主と店内に流れる懐かしい音楽が醸し出すゆったりとした空気感が、なんとも居心地がいい。
こんなかんじで看板がひっそりしすぎて見逃してしまうかもしれないが、是非見つけて訪れてみてほしい。
今度また、夜に串焼きを食べに行きたいと思えるような、
そんなお店だった。
串焼 狄 紙屋町店(くしやき てき)
所 広島県広島市中区紙屋町1丁目5-5
営 11:45~14:00/17:00~23:00
休 日曜