おいしさのヒミツを教えて! お菓子製作時の工夫やこだわりを「イルローザ」に聞いてみた♪【徳島市】
徳島市南沖洲に本社を置き、36年以上(※法人設立は1976年)もお菓子の製造や販売を手掛けている「株式会社 イルローザ」は、徳島県民で知らない人はいないほど有名な企業です。
徳島県内には、「株式会社 イルローザ」が運営するスイーツ店「イルローザ」が9店舗もあり、おいしいケーキや焼き菓子を販売しています♪
そこで今回は、「イルローザ」のおいしさに迫るべく、お菓子製作時の工夫やこだわりを聞いてみました。回答してくれたのは、徳島市にある「イルローザ 北佐古店」のパティシエさん。
本記事では、少し前にリニューアル復活を遂げ、北佐古店限定で販売中の「キッシュ」を中心に話を聞きました。
お菓子製作時の工夫やこだわり
-イルローザの焼き菓子やケーキはどれもおいしいですが、製作時の工夫やこだわりなどあれば教えてほしいです!
パティシエさん:当店で販売しているお菓子は、年齢や性別を問わずさまざまな方に味わっていただきたいという大前提のもと、商品づくりや改良をおこなっています。
お菓子ではありませんが、少し前に改良を加えてリニューアル復活したキッシュにもかなりのこだわりがあります。
-キッシュは、外国の伝統料理ですね。
パティシエさん:はい。フランスにあるロレーヌ地方の伝統料理です。パイ生地を作って、その中に別の生地と好きな食材を入れてオーブンで焼き上げる結構シンプルな料理で、徳島県でいうところの「そば米汁」と同じぐらいメジャーな料理でしょう。
-メジャーな料理ほど、おいしく仕上げるのは難しそうです…
パティシエさん:おっしゃるとおりです。また、当店ならではの味わいを引き出すための工夫にも力を入れています。
-詳しく聞いてもいいですか?
パティシエさん:たとえば、牛乳や生クリーム、卵は徳島県産を中心に国産を使用。チーズは本場フランスのキッシュづくりにも使われているグリエールチーズだけでなく、ほかのチーズと独自にブレンドし、日本人の舌に合うようクセや味がまろやかになるよう工夫しています。
-なるほど。チーズ独特のクセや尖りがないから、味がこんなにまろやかなのですね!
パティシエさん:ありがとうございます。具材も時期によって変えていて、いまは、ほうれん草とベーコンのキッシュを販売中です。ごぼうや鶏肉、牛肉や野菜メインなど、いろいろなキッシュの販売を考えていますので、ぜひ具材にも注目して味わっていただければと思います。
-さまざまな工夫や試行錯誤の日々を経て、ひとつひとつの商品が店頭に並んでいると思うと、感慨深いです。
パティシエさん:そのようにおっしゃっていただけると嬉しいですね。お店で販売するときは、なかなかここまでの情報を提供できません。なので、このような形で知っていただき、そのように感じてもらえることは、パティシエとしてもとても嬉しいです。
「キッシュ」を実食♪
ものすごくクリーミーでしっとりとしたキッシュは、サクサクとしたパイ生地との相性抜群!
満足感も高く上品な味わいです。
実は私、以前にパサパサしたキッシュを食べてから、苦手意識が芽生えていました。
でも、少し前に「イルローザ 鳴門店」のケーキバイキングに行ったとき、久しぶりにキッシュ(鳴門店ではキッシュの販売はしていません)を食べてすごくおいしいと思ったのです!
北佐古店のキッシュも、鳴門店のキッシュに負けず劣らず絶品でした♪
ぜひ、キッシュが苦手だと感じている方にも食べてみてほしい1品です。
いろいろな商品を楽しんで!
今回インタビューした「キッシュ」以外にも、「イルローザ 北佐古店」には焼き菓子からケーキまで、さまざまな商品が販売されています。
今年2023年6月に北佐古店で新発売された「カヌレ」(※カヌレは、北佐古店と鳴門店の限定商品です)、そして2021年から販売され、注文後に店舗で最後の仕上げをしてくれる「バーボー」、季節ごとの限定商品などなど。
ぜひ、いろいろな商品を楽しんでみてくださいね♪
クリームがたっぷり入った「バーボー」は、外側がサクサクとしていてボリューミー。
本記事の注意事項
取材を申し込んだあと、「イルローザ 北佐古店」より取材協力いただけるとのことで、カヌレ・キッシュ・バーボーを取材用に提供いただきました。本記事制作にあたっては、ガイドラインに基づき公平中立に制作しています。
■株式会社イルローザ
【住所】徳島市南沖洲5丁目6番20号
■イルローザ北佐古店
【住所】徳島市北佐古一番町79-3